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J-GLOBAL ID:202102288366649534   整理番号:21A0287067

潰瘍性大腸炎患者におけるCDKN2AのCpGアイランド高メチル化に対するMIF多型の影響【JST・京大機械翻訳】

Influence of MIF polymorphisms on CpG island hyper-methylation of CDKN2A in the patients with ulcerative colitis
著者 (12件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 1-9  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7307A  ISSN: 1471-2350  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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CDKN2A過メチル化は発癌に関連する主要事象であり,潰瘍性大腸炎(UC)患者における非腫瘍性結腸粘膜でも観察される。マクロファージ遊走阻害因子(MIF)は,UCの胃腸炎症特性を促進する際に重要な役割を果たす。本研究の目的は,CDKN2Aメチル化状態とMIF多型(rs755622とrs5844572)の間の関連を調査することである。UCと診断された159人の患者を本研究に登録した。p14ARFとp16INK4aのメチル化状態をMSPで測定した。MIF遺伝子型をPCR-SSCPによって同定した。メチル化および非メチル化p14ARFまたはp16INK4aを有する患者の間で,平均年齢,性別,臨床型(慢性連続または再発/寛解),または疾患の程度に関して差異は見られなかった。rs755622C対立遺伝子は,p14ARFメチル化に対する有意に高いリスク(オッズ比(OR),2.16;95%信頼区間(CI),1.08~4.32;p=0.030)を示し,同様にrs58445727反復対立遺伝子は,調整回帰分析後にp16INK4aメチル化(OR,2.57;95%CI,1.26~5.24;p=0.0094)に対して有意に高いリスクを示した。rs755662C対立遺伝子またはrs58445727反復対立遺伝子のキャリアは,いずれの遺伝子もメチル化されなかったコホートと比較して,p14ARFおよびp16INK4aのメチル化に対して有意に高いリスクがあった(OR,2.70;95%CI,1.22~6.01;p=0.015およびOR,2.87;95%CI,1.25~6.62;p=0.013)。さらに,rs755622C対立遺伝子の運搬は,臨床型および総大腸炎の慢性連続におけるCIHMと有意に関連していた(OR,25.9;95%CI,2.55-262.6;p=0.0059およびOR,4.38;95%CI,1.12-17.2;p=0.034),そして,rs5844572の7反復対立遺伝子は,慢性連続型(OR,14.5;95%CI,1.46~144.3;p=0.022)において有意に関連していた。まとめると,著者らの知見は,炎症に関連するMIF遺伝子型もUCと診断された患者におけるCDKN2A過メチル化を介した発癌の促進に関与することを示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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消化器の疾患  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  消化器の腫よう 
引用文献 (43件):
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