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J-GLOBAL ID：202102288454113883   整理番号：21A0337752

水田における被覆肥料に由来するマイクロカプセルの蓄積【JST・京大機械翻訳】

Accumulation of microcapsules derived from coated fertilizer in paddy fields

著者 (4件)： Katsumi Naoya (Faculty of Bioresources and Environmental Sciences, Ishikawa Prefectural University, 1-308 Suematsu, Nonoichi, Ishikawa, 921-8836, Japan) ,  Kusube Takasei (Research Institute for Bioresources and Biotechnology, Ishikawa Prefectural University, 1-308 Suematsu, Nonoichi, Ishikawa, 921-8836, Japan) ,  Nagao Seiya (Low Level Radioactivity Laboratory, Institute of Nature and Environmental Technology, Kanazawa University, 24, O, Wake, Nomi, Ishikawa, 923-1224, Japan) ,  Okochi Hiroshi (School of Creative Science and Engineering, Waseda University, 3-4-1 Okubo, Shinjuku, Tokyo, 169-8555, Japan)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 267  ページ： Null  発行年： 2021年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本の農業は大量のプラスチックを使用する。直径2~5mm(”被覆肥料”)の肥料含有プラスチックマイクロカプセルは使用後に回収されず,肥料成分の拡散後,これらのマイクロカプセルは農業用地だけでなく日本の海岸に沿って大量に見出された。ここでは,19水田における被覆肥料由来のマイクロカプセルの蓄積を調べた。マイクロカプセルは,調査した水田のすべてにおいて,6~369mg/kg(平均144mg/kg)の濃度範囲で,他の国の農地におけるミクロプラスチックの濃度より,検出された。連続イネ栽培によるサンプリングサイトと作物輪作によるサンプリングサイトの間の平均マイクロカプセル濃度に差はなかったが,被覆肥料を受けなかった水田のそれは有意に低かった。1つの水田におけるマイクロカプセルの空間分布の調査は,排水出口近くの高濃度を有するホットスポットがあることを示した。これは水入口から排水出口へ流れる灌漑水の強い影響によるものであった。日本の水田に蓄積したマイクロカプセルの量は,我々の結果から推定され,統計から推定したように圃場に適用した量はほぼ同等であった。したがって,水田に既に適用されているマイクロカプセルの大部分は蓄積し続けている。土壌環境に対するこれらの高濃度のマイクロカプセルの影響は評価する必要がある。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *プラスチック ,  農業 ,  排水 ,  海岸 ,  空間分布 ,  農地 ,  栽培 ,  輪作 ,  マイクロカプセル ,  用地 ,  ホットスポット ,  灌漑用水
準シソーラス用語： 高濃度 ,  土壌環境 ,  マイクロプラスチック , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： マイクロカプセル ,  マイクロプラスチック ,  水田 ,  土壌環境

分類 (3件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  河川汚濁  (SB02020F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水田 ,  被覆肥料 ,  マイクロカプセル ,  蓄積