抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:肩関節周囲炎に対する体外衝撃波マルチプローブ併用治療の臨床治療効果を検討する。方法:60例の肩関節周囲炎患者をランダムに2群に分け、各群30例。普通の衝撃波群には普通のプローブ(R15)を用いて体外衝撃波治療を行い、マルチプローブ衝撃波群は普通のプローブ(R15)で治療し、他の2種類の型のプローブ(A6とDI15)を併用して治療を行った。2群は6日ごとに1回治療し、5回治療した。それぞれ治療前と治療終了後に患者の肩関節活動度、Constant-Murley肩関節スコア及び日本骨科学会(JapaneseOrthopedicAssociation、JOA)肩関節疾患治療スコアを測定した。結果:1肩関節の活動度。治療前の2群の肩関節前屈、外転、内旋及び外旋活動度の比較は、群間差異が統計学的になかった(74.03°±16.57°、73.87°±16.73°、t=0.039、P=0.969)。68.80°±16.23°,68.50°±16.52°,t=0.071,P=0.944;49.07°±5.99°,49.03°±6.13°,t=0.210,P=0.983;34.83°±2.90°,34.73°±2.88°,t=0.134,P=0.894;治療終了後、2群の患者の前屈、外転、内旋及び外旋活動度はいずれも治療前より増大した(前屈;t=-70.026,P=0.000;t=-56.174,P=0.000;外転:t=-28.108,P=0.000;t=-54.735,P=0.000;内旋;t=-34.561,P=0.000;t=-36.690,P=0.000;外旋;t=-21.341,P=0.000;t=-21.548,P=0.000),多プローブ衝撃波群の前屈,外転,内旋および外旋活動度は,従来の衝撃波群(127.87°±18.28°,138.43°±16.92°,t=2.465,P=0.017)より大きかった。90.93°±14.21°,101.83°±15.38°,t=2.852,P=0.006;68.93°±4.08°,72.10°±3.21°,t=3.343,P=0.001;49.37°±6.37°,61.73°±9.53°,t=5.909,P=0.000)。2Constant-Murley肩関節スコア。治療前の2群のConstant-Murley肩関節スコアの比較では,統計的有意差は認められなかった[(45.80±10.11)分,(44.93±10.09)分,t=2.012,P=0.054]。治療終了後の2群の患者のスコアは治療前より大きくなった(t=-40.360,P=0.000;t=-52.535,P=0.000),マルチプローブ衝撃波群のスコアは,従来の衝撃波群[(70.33±9.59)分,(77.10±10.41)分,t=-13.179,P=0.000]よりも大きかった。3JOA肩関節疾患治療スコア。治療前の2群のJOA肩関節疾患の治療スコアの比較は,有意差が全くなかった[(54.17±12.98)点,(54.10±12.93)点,t=0.348,P=0.730]。治療終了後の2群の患者のスコアは治療前より大きくなった(t=-34.281,P=0.000;t=-36.761,P=0.000),多プローブ衝撃波群のスコアは通常の衝撃波群[(79.40±10.29)分,(85.00±10.97)分,t=-8.330,P=0.000]より大きかった。結論:体外衝撃波マルチプローブ連合応用による肩関節周囲炎の治療は、患者の肩関節活動度を有効に増加させ、肩関節機能を改善し、その効果は通常の体外衝撃波治療より優れる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】