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J-GLOBAL ID：202102289014916285   整理番号：21A2111451

テロメアにおけるG四重鎖:友人か敵か?【JST・京大機械翻訳】

G-Quadruplexes at Telomeres: Friend or Foe?

著者 (1件)： Bryan Tracy M. (Children’s Medical Research Institute, Faculty of Medicine and Health, University of Sydney, Westmead, NSW 2145, Australia)
資料名： Molecules (Web)  (Molecules (Web))
巻： 25  号： 16  ページ： 3686  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7014A  ISSN： 1420-3049  CODEN： MOLEFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テロメアは,線状染色体の末端を保護し,保護するDNA-蛋白質複合体である。ほとんど全ての種において,テロメアDNAはG/C鎖バイアスを有し,Gリッチ鎖の短いタンデム反復は,4本鎖G四重鎖のようなin vitroで二次構造を形成する能力を有した。これは,G-四重螺旋がテロメア生物学において正の役割を果たし,進化中のGリッチタンデムテロメア反復に対する選択をもたらすことを長引いた。テロメアにおけるG-四重鎖は少なくとも酵母において保護的キャッピング役割を果たし,酵素テロメラーゼまたは組換えベース機構のどちらかによるテロメア維持に正に影響する可能性があるという証拠がある。一方,テロメアDNAにおけるG-四重螺旋形成は,ゲノムの他として,DNA複製とゲノム不安定性の源に障害を形成することができる。本レビューでは,テロメアにおけるG-四重鎖のin vivo存在に対する最近の証拠をまとめ,ヒトテロメアに焦点を当て,これらの構造の位置,形,および機能に関する多くの未解決の疑問を明らかにした。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： DNA【核酸】 ,  酵母 ,  ヒト ,  ゲノム ,  二次構造 ,  DNA複製 ,  *重鎖 ,  *テロメア ,  タンパク質複合体 ,  in vitro実験 ,  テロメラーゼ
準シソーラス用語： ゲノム不安定性 ,  縦列反復配列 ,  *G-四重鎖 ,  テロメアDNA , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： G-四重鎖 ,  テロメア ,  テロメラーゼ

分類 (1件)： 核酸一般  (EB04010U)

引用文献 (207件)：

• Wellinger, R.J.; Sen, D. The DNA structures at the ends of eukaryotic chromosomes. Eur. J. Cancer 1997, 33, 735-749.
• McClintock, B. The stability of broken ends of chromosomes in Zea mays. Genetics 1941, 26, 234-282.
• Muller, H.J. The re-making of chromosomes. Collect. Net. 1938, 13, 181-198.
• Olovnikov, A.M. Principle of marginotomy in template synthesis of polynucleotides. Dokl. Akad. Nauk Sss. 1971, 201, 1496-1499.
• Watson, J.D. Origin of concatemeric T7 DNA. Nat. New Biol. 1972, 239, 197-201.

タイトルに関連する用語 (3件)： テロメア ,  G四重鎖 ,  友人