抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:B型肝炎ウイルス(HBV)関連慢性肝不全(ACLF)患者の免疫グロブリン、Tリンパ細胞及び血清インターロイキンを検討する。10(IL?10)とインターロイキン?32(IL?32)レベルの変化と予後との相関性を分析した。方法:2017年1月から2019年4月までの間に当病院で入院したHBV関連ACLF患者60例(HBV?)を選択した。重症慢性B型肝炎患者60例(CHB群),ACLF群,免疫グロブリン(IgG,IgA,IgM),Tリンパ球サブセット(CD3+,CD4+,CD8+),IL?10とIL?32、アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)と総ビリルビン(TBil)、予後を観察し、分析した。結果HBV?ACLF群の血中ALT、ASTとTBilレベルはCHB群より明らかに高く、IgG、IgAレベルはCHB群より明らかに高く、CD3+、CD4+レベルはCHB群より明らかに低く、血清IL?10とIL?32レベルはCHB群より明らかに高く、統計学的有意差があり(P<0.05)、IgM、CD8+、CD4+/CD8+の2群間に有意差が認められなかった(P>0.05)。ACLF群の28例の患者の病状が好転し、32例が悪化し、悪化群と好転群患者のIgG、IgA、IgMレベル、CD8+、CD4+/CD8+の2群の間に統計学的有意差がなかった(P>0.05)が、悪化群CD3+、CD8+、CD4+/CD8+は2群間に有意差が認められなかった(P>0.05)。CD4+レベルは軽快群より明らかに低く、血清IL?10とIL?32の水準悪化群は改善群より高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。結論:HBV関連ACLF患者には免疫グロブリンとTリンパ球免疫の乱れがあり、同時に血清IL?10とIL?32は明らかに上昇し、Tリンパ球の乱れ及び血清IL?10,IL?32は患者の予後と密接な関係があり、予後転帰の判断に用いることができる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】