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J-GLOBAL ID:202102289196029016   整理番号:21A0715724

異なる塩分選好性を持つ広塩性硬骨魚のえらからの脂質ラフト分離により明らかにされた2つのATPアーゼの異なる発現【JST・京大機械翻訳】

Differential expression of two ATPases revealed by lipid raft isolation from gills of euryhaline teleosts with different salinity preferences
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資料名:
巻: 253  ページ: Null  発行年: 2021年 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Na+,K+-ATPアーゼ(NKA)およびV型H+-ATPアーゼA(VHA A)は,細胞膜に位置する重要なイオン輸送体である。euryhaline硬骨魚類において,Na+,K+-ATPアーゼ(NKA)およびV型H+-ATPアーゼA(VHA A)は,細胞膜に位置する重要なイオン輸送体である。脂質ラフト(LR)はコレステロール,スフィンゴ脂質及び蛋白質(例えばフロチリン)に富む細胞膜ミクロドメインである。フロチリンはLRマーカーとして使用されるLR関連蛋白質である。以前の哺乳類研究は,LRがイオン交換で重要な役割をすることを示した。一方,哺乳類とニジマスに関する研究は,NKAが主にLRに存在することを示した。しかし,魚類のLRについてはほとんど知られていない。したがって,本研究は,異なる塩分嗜好性を有する2つの真性硬骨魚,ティラピアおよび乳魚の浸透圧調節における鰓LRの関与を,(i)euryhaline硬骨魚類の鰓からLRを抽出することにより,調査することを目的とした。(ii)LRマーカー蛋白質(フロチリン-2)とイオン輸送体(NKAとVHA A)の豊度を,淡水と海水順化の乳魚とティラピアの鰓LRと非LRにおいて検出した。結果は,LRマーカー,フロチリン-2の蛋白質存在量がティラピアの鰓LRにおける環境塩分によって変化することを示した。さらに,フロチリン-2とNKAは,ティラピアとフィッシュの鰓の両方でLRでのみ見出されたが,VHA Aは主に非LRに存在した。NKAの相対蛋白質存在量は,淡水魚と海水ティラピアの鰓で有意に高いことが見出され,一方,VHA Aは淡水ティラピアと乳魚の鰓において有意に高かった。本研究は,異なる塩分選択性を有する真性硬骨魚類の鰓組織の細胞膜におけるNKAとVHA Aの差次的分布と塩分依存性発現を説明した。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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動物に対する影響  ,  魚類 
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