抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:組換Arg34-グルカゴン様ペプチド-1(Arg34-Glucagon-likePeptide-1[7-37],Arg34-GLP-1[7-37])の生産調製過程における潜在的不純物の単離精製と構造確証を行う。方法;高速液体クロマトグラフィー(HPLC)による発酵後に,Arg34-GLP-1[7-37]の純品と不純物の成分を,イオン交換クロマトグラフィーと液相精製によって得て,不純物生成機構を,高温,酸,およびアルカリを含む種々の条件下で,純品を用いて,研究した。不純物の分子量と構造を,MALDI-TOF質量分析と蛋白質全配列分析を用いて推定した。結果:陰イオン交換クロマトグラフィー及び逆相調製精製後、Arg34-GLP-1[7-37]の純度は97.9%に達した。3種の主要不純物を分離し,91.4%,99.2%,96.7%に精製した。マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析(Matrix-assistedlaserdesorption/ionizationtimeofflightmassspectrometry)。その[M+H]+分子量は,MALDI-TOFにより,それぞれ,10033.5446,2744.2397,および3112.4475であり,破壊実験およびArg34-GLP-1[7-37]のアミノ酸配列によって,不純物1,および3112.4475のアミノ酸配列を推測した。不純物3と不純物9の可能な配列は,それぞれE-F-I-A-W-L-V-R,H-A-E-G-T-F-T-S-D-V-S-Y-L-E-G-Q-A-K-E-F-I-A-Wであった。H-A-E-G-T-F-T-S-D-V-S-Y-L-E-G-Q-A-K-E-F-I-A-W-L-V-R。精製前後の成分を比べると、上述の3つの主要な不純物が発酵過程によって産生され、極端な条件によってこれらの不純物を処理し、その含有量が著しく増加することが明らかになった。本研究で解析した3つの不純物の構造とメカニズムの探求は初めての発表である。結論:組み換えArg34-GLP-1[7-37]は高温、過酸過アルカリ及び酸化環境中で不安定であるため、精製過程における主産物の分解を防止するため、これらの条件を避けるべきである。本研究では、グルカゴン様ペプチド-1(glucagon-likepeptide1、GLP-1)及びその類似体の研究に対して、いくつかの避けるべき誤区域を指摘した。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】