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J-GLOBAL ID:202102289448821119   整理番号:21A3407154

バイオマス燃焼器における酸素キャリアとして使用されるイルメナイトによる硫黄捕捉と放出【JST・京大機械翻訳】

Sulfur capture and release by ilmenite used as oxygen carrier in biomass combustor
著者 (5件):
資料名:
巻: 309  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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酸素-Carrier-Aided燃焼(OCAC)は,バイオマスや廃棄物などの固体不均一燃料の燃焼のための有望な技術である。しかし,バイオマスと廃棄物とのしばしば遭遇する問題は,それらの高いアルカリ含有量であり,それは,熱伝達表面上の堆積物の蓄積につながり,腐食をもたらし,保全コストを増加させる。基本Sの添加は,腐食を緩和するために燃焼プロセスで使用されるオプションの1つである。KClの硫酸化は,KClのK_2SO_4への変換により,熱伝達表面上の腐食の重症度を低下させ,これは腐食性が低いと考えられる。腐食過程に及ぼす硫黄の影響に関して多くの研究が行われているが,酸素キャリア(OC)として用いられたイルメナイトとSの相互作用についての知識はほとんどなかった。したがって,OCとして使われるイルメナイトの性質とイルメナイト粒子の形態学的発達の両方に及ぼすSの影響を理解する必要がある。本研究では,種々の燃焼条件下で添加したSの捕獲と放出における灰層の役割に焦点を当てて,床材料としてのSとイルメナイト間の相互作用を調べた。本研究は,燃料としてバイオマスを燃料とするChalmers12MW_th循環流動層(CFB)燃焼器に暴露された床材料に焦点を当て,灰元素のない元素S.Calcinedイルメナイトの添加を基準物質として用い,収集床材料試料を950°Cで運転した実験室流動層バッチ反応器におけるS捕捉能力について試験した。酸化環境における制御されたSO_2曝露を行い,Sの取込と放出のメカニズムの可逆性を試験した。イルメナイトによるS成分の取込と放出の理解は,床材料の取扱いだけでなく,OCACにおける腐食防止のための新しいプロトコルの開発にも重要である。本研究では,イルメナイト-硫黄相互作用をガス分析,固体材料キャラクタリゼーション(SEM-EDX)および熱力学計算(FactSage)を用いて追跡した。結果は,SO_2が酸化条件下で捕捉され,優先的に発達した灰層を有する床材料によって,還元条件下で放出されることを示唆する。混合硫酸塩相K_2Ca_2(SO_4)_3,K_2SO_4及びCaSO_4がS取込及び放出に関与する主な生成相であることが分かった。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料  ,  燃焼一般 

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