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J-GLOBAL ID:202102289576402339   整理番号:21A0141377

日本の干潟における堆積物の鉱物学的組成

Mineralogical composition of tidal flat sediments in Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 615-623  発行年: 2020年08月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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日本の干潟の組成は水の浄化と有機物の保存機能に対して影響するが,その鉱物学的研究は限定的である。本研究では,日本の主な干潟について鉱物学的に調べ,それに影響する要因を明らかにした。それらの試料は,日本の国内の21か所の干潟の46か所から採取した。細かい砂画分の一次鉱物および粘土画分の二次鉱物については,それぞれエネルギー分散分光計およびX線回折装置を備えた走査電子顕微鏡により同定した。火山性物質の影響を反映する活性型アルミニウムおよび鉄含量については,酸性シュウ酸アンモニウムを用いた抽出によって測定した。北海道および千葉県で採取した堆積物の微細砂画分には,火山性ガラスが高含有量で含まれていた(平均±SD:40±15%)。北海道と千葉県の堆積物では,活性アルミニウムと鉄の含有量の粘土に対する比率が高かった。湾内部の堆積物(例えば,愛知県と佐賀県の場合)には,穏やかな海で形成され粘土画分を構成するスメクタイトが含まれていた。沖縄南部の堆積物にはスメクタイトが含まれ,千葉県と徳島県の堆積物には,その流域の土壌由来のバーミキュライトが含まれていた。干潟の堆積物の鉱物は,1)火山活動,2)堆積場所,および3)流域内の土壌による影響を受けた。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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土壌化学 
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