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J-GLOBAL ID:202102289747064318   整理番号:21A0246057

東日本大震災における住宅再建後の居住者の意識と生活課題-名取市閖上地区を事例として-

Consciousness and Life Problems of Residents in Housing Reconstruction Area after the Great East Japan Earthquake-Case in Yuriage Area, Natori City
著者 (2件):
資料名:
号: 80  ページ: 1-16  発行年: 2020年12月18日 
JST資料番号: X0865A  ISSN: 1349-6883  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東日本大震災から9年以上の年月が経過し,津波被災地のハード整備はほぼ終わりつつある。本論文の目的は名取市閖上地区居住者を対象とした質問紙調査の結果から,大規模被災後において住宅入居が始まった地域の居住者の意識ならびに生活課題を明らかにすることである。調査の結果,居住者は一定の人間関係を形成しつつも単身高齢者を中心に孤立傾向が見られること,新たに他地区から流入した人において人間関係が築けていない傾向にあることが明らかになった。また,6割弱の被災者が生活の回復(主観的復興感)を感じていることが明らかになったが,災害公営住宅入居者ならびに孤立傾向のある人々において主観的復興感が低い傾向が確認された。以上の結果から,大規模災害ならびに復興後の孤独死などの問題への対応として,多様な立場の人を巻き込むさらなるコミュニティ形成の取り組みが求められていることが明らかになった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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住居地域計画一般  ,  自然災害 

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