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J-GLOBAL ID：202102290186735895   整理番号：21A0062083

気液境界層流れの相互作用を経た風波の発生機構

MECHANISM TO FORM WIND WAVES VIA AIR-WATER INTERACTIONS IN WIND/OCEAN BOUNDARY LAYERS

著者 (2件)： 渡部靖憲 (北海道大学大学院 工学研究院) ,  土屋裕嵩 (北海道大学大学院 工学研究科)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 76  号： 2  ページ： I_157-I_162(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,界面での気液流速が法線方向ジャンプ条件,接線応力条件を満足するGhost流速の外挿をベースとするSharp Inteface Modelを使ったLarge Eddy Simulationを行った.それにより静水上を一定圧力勾配で吹走する風により界面を挟んで発達する気液組織的3次元境界層流れを解き,風波の発生過程を議論した.限界風速に達するとスパン流速および鉛直流速が風向きと直交方向に配列し,風向き方向に回転する交互交代渦列が発生する.同時にスパン方向の変動と対応した風向き方向に伸長する縦筋状の水面のくぼみが発生し,風速の増大と共に表面張力波スケールの水面及び流速変動が出現する.(著者抄録)

シソーラス用語： *境界層 ,  流れ場 ,  相互作用 ,  気液界面 ,  *気液二相流 ,  *風浪 ,  機構 ,  数値計算 ,  ラージエディシミュレーション ,  吹送流 ,  発生機構 ,  *層 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： *気液境界層

著者キーワード (3件)： sharp interface model ,  wind boundary layer ,  wave boundary layer

分類 (1件)： 波浪,潮流  (DC06040R)

引用文献 (11件)：

• 1) Lamb H. : Hydrodynamics, sixth edn. Cambridge University Press. 1932.
• 2) Lock, R. C. : Proc. Cambridge Phil. Soc. 50, 105-124, 1954.
• 3) Phillips, O. M. : On the generation of waves by turbulent wind. J. Fluid Mech. 441-445.1957.
• 4) Miles, John W. : On the generation of surface waves by shear flows. J. Fluid Mech. 185-204, 1957.
• 5) Kawai, S.Discussion on the critical wind speed for wind-wave generation on the basis of shear-flow instability theory. J. Ocean. Soc. Japan. 35, 179-186. 1979.

タイトルに関連する用語 (4件)： 気 ,  境界層流れ ,  相互作用 ,  風波