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J-GLOBAL ID:202102290897280156   整理番号:21A0649240

2011年東日本大震災津波後の野蒜海岸回復過程

EVOLUTION OF NOBIRU COAST AFTER THE 2011 TSUNAMI IMPACT
著者 (3件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: I_43-I_48(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0108A  ISSN: 2185-6648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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宮城県東松島市に位置する野蒜海岸は全長2.8kmである.同海岸は漂砂系の末端に位置することから,以前より砂の堆積が問題となっていた.その最末端部には外海と松島湾の海水交換を促進するための人工的な水道が開削されており,過度な砂の堆積によりもたらされる海水交換機能の低下が松島湾内水質環境に影響を及ぼすものと危惧されていた.2011年東日本大震災津波の際,同海岸は大きな侵食を受けたため,海水交換機能は向上したものと考えられている.本研究においては,Google Earth画像の解析により震災前後における同海岸の砂の堆積速度を評価し,将来の海水交換阻害発生の可能性の検討を行った.その結果,再び砂の堆積が健在化するのは津波発生から約30年後であるとの評価結果を得た.(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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沿岸海洋物理学  ,  自然災害  ,  移動床,浮遊,沈殿などの水理 
引用文献 (16件):
  • 1) Tanaka, H., Tinh, N. X., Umeda, M., Hirao, R., Pradjoko, E., Mano, A. and Udo, K. : Coastal and estuarine morphology changes induced by the 2011 Great East Japan Earthquake Tsunami, Coastal Engineering Journal, Vol. 54, No. 1, pp. 1250010-1-1250010-25, 2012.
  • 2) 平尾隆太郎, 田中仁, Mohammad Bagus Adityawan, 梅田信, 真野明, 有働恵子 : 津波による砂浜・河口砂嘴決壊とその回復過程に関する研究, 土木学会論文集B2(海岸工学), Vol. B2-68, No. 1, pp. I_581-I_585, 2012.
  • 3) 望月倫也, 宇多高明, 大類光男, 大谷靖郎 : 仙台湾北部沿岸の海浜変形の実態, 海岸工学論文集, 第37巻, pp. 369-373, 1990.
  • 4) 井上かおり, 田中仁, 泉典洋 : 野蒜海岸を中心とする石巻湾西部沿岸の長期土砂移動量の評価, 海岸工学論文集, 第49巻, pp. 516-520, 2002.
  • 5) 高橋徹, 田中仁 : 石巻海岸におけるヘッドランド施工による漂砂制御効果, 海岸工学論文集, 第52巻, pp. 471-475, 2005.
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タイトルに関連する用語 (4件):
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