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J-GLOBAL ID：202102291274906783   整理番号：21A0581678

宅配便における「置き配」の効果とリスクに関する調査及び考察

Investigation and consideration on the effect and risk of ”non-face-to-face delivery system” in courier service

著者 (2件)： 嘉瀬英昭 (高千穂大) ,  鈴木邦成 (日本大)
資料名： 日本物流学会誌  (Journal of Japan Logistics Society)
号： 28  ページ： 93-100  発行年： 2020年06月29日 
JST資料番号： L6720A  ISSN： 1349-3345  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ネット通販の増加等により宅配便取扱個数が急増している。不在による再配達は労働力不足が深刻化する中,受け取り方法を多様化する等により改善が求められている。すでに,コンビニでの受取や自宅に宅配ボックスを設置する等の解決策が提言されてきているが,大きな改善に至っていない。このような状況のなかで,利用者が予め指定する場所に非対面で配達する「置き配」という受け取り方法に注目が集まってきている。本研究は,「置き配」について既存の調査結果を整理し,新たに利用者への調査を実施した。結果として,導入への期待は高いが,海外事例を踏まえてのセキュリティ問題の解決が普及への課題であることが明らかになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *配送 ,  *宅配 ,  安全対策 ,  アンケート ,  *リスク管理
準シソーラス用語： セキュリティ対策 ,  *リスク回避 ,  *再配達 ,  *宅配ボックス ,  *置き配 ,  配達

分類 (1件)： 物的流通  (KA08000O)

引用文献 (17件)：

• 林克彦、根本敏則 「ネット通販時代の宅配便」成山堂書店、2015年、39頁
• 「物流危機は終わらない」『週刊東洋経済』2018年8月25日号
• 「続・物流危機」『激流』2018年4月号
• 林克彦「労働力不足に対応した宅配便ネットワークの構築に関する研究」日本交通政策研究会、2017年12月、28頁
• 宮武宏輔、根本敏則、林克彦「配送料金の明示化が消費者の購買行動に与える影響に関する一考察」『日本物流学会誌(24)』日本物流学会、2016年5月、105~112頁

タイトルに関連する用語 (3件)： 宅配便 ,  リスク ,  調査