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J-GLOBAL ID：202102291794689098   整理番号：21A0245888

開発過程においてユーザの性差と性的偏見を考慮する製品開発 嗅覚の調査と分析

Product Development Considering Gender Gaps in Users and Gender Bias in the Development Process-Survey and Analysis of the Sense of Smell-

著者 (2件)： HIRATA Sadayo (Shibaura Inst. Technol., JPN) ,  AOYAMA Sanae (Shibaura Inst. Technol., JPN)
資料名： International Journal of Japan Society for Production Management  (International Journal of Japan Society for Production Management)
巻： 8  号： 1  ページ： 55-60  発行年： 2020年12月 
JST資料番号： F1656A  ISSN： 2187-7971  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,開発過程における性的偏見および開発製品のユーザにおける性差の両方を考慮する製品開発の重要性を実証することである。本研究はこの目的を達成するために,匂いを分析し,匂いに対する反応の性差を調べ,製品開発のための考慮点を検討した。嗅覚は言葉で具体的に表現するのが困難なので,5感すべてを分析するのは非常に難しい。さらに嗅覚に関する性に基づく差の研究は,視覚や触覚に関するものに比べて進歩してない。本研究は意味差判別法と因子分析を用いて,香りに対する反応を調べた。その結果は,香りに対する反応において,刺激または弛緩の感覚において男女間で検出可能な差異を示した。さらにこれらの結果は,設計および試験過程でこれらユーザベース性差の徹底した考慮の重要性を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 品質管理 ,  工学 ,  *嗅覚 ,  *性差 ,  社会問題 ,  行動計画 ,  刺激 ,  精油 ,  因子分析 ,  *製品設計
準シソーラス用語： SDGs ,  エッセンシャルオイル ,  意味差判別法 ,  感性工学 ,  性差別 ,  弛緩

分類 (2件)： マーケティング  (KA06020W) ,  品質管理一般  (KB04010A)

引用文献 (10件)：

• Hirayama, R., Nakajima, M.: “On the marketing of fragrances,” Fragrance, Vol.17, No.1, pp.19-27 (2016),(in Japanese).
• Schiebinger, L., Schraudner, M.:“Interdisciplinary approaches to achieving gendered innovations in science, medicine, and engineering1,” Interdisciplinary Science Reviews, Vol. 36, 2011 - Issue 2, pp.154-167(2011)
• World Economic Forum, “The global gender gap report 2018,” pp.3-38 (2018)
• Kurt Schnaubelt: “Advanced aromatherapy,” Fragrance, Vol.1, No.1, pp.57-63, (2004), (in Japanese).
• Ichimura, K., Ichimura, M., Endo, S.: “Living environment and aroma-culture in modem Japan,” Japan Journal of Aromatherapy, Vol.17, No.1, pp.19-27 (2016), (in Japanese).

タイトルに関連する用語 (7件)： 開発過程 ,  性差 ,  偏見 ,  開発 ,  嗅覚 ,  調査 ,  分析