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J-GLOBAL ID:202102294557674923   整理番号:21A2239586

家畜関連メチシリン耐性黄色ブドウ球菌における病原性,抗菌および重金属耐性遺伝子の分離と分子同定【JST・京大機械翻訳】

Isolation and Molecular Identification of Virulence, Antimicrobial and Heavy Metal Resistance Genes in Livestock-Associated Methicillin-Resistant Staphylococcus aureus
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 79  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7256A  ISSN: 2076-0817  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Staphylococcus aureusはヒトと動物の最も重要な病原体の1つである。家畜の生産は南アフリカの国内総生産品に対する有意な割合に寄与する。従って,本研究の目的は,南アフリカ家畜生産システムから分離した家畜関連S.aureusにおける罹患率,病原性,抗生物質および重金属耐性を初めて決定することであった。微生物表現型法を用いて抗生物質と重金属耐性の存在を検出した。さらに,分子DNAに基づく方法を用いて,抗生物質および重金属耐性決定因子と同様に病原性を遺伝的に測定した。ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)は,403(53.8%)の分離株のうち217をS.aureusと確認した。Kirby-Bauerディスク拡散法は抗生物質耐性を評価するために行われ,S.aureus分離株の90.8%は少なくとも3つの抗生物質に耐性があり,多剤耐性として分類された。試験した抗生物質のうち,分離株の98%はペニシリンGに対して耐性を示した。異なる重金属に対して高い耐性を示し,カドミウム(Cd),亜鉛(Zn),鉛(Pb)および銅(Cu)の1500g/mL濃度に耐性の分離株のそれぞれ90%(196/217),88%(192/217),86%(188/217)および84%(183/217)であった。合計10の抗菌剤耐性と病原性遺伝的決定因子を,すべての家畜関連S.aureus分離株に対してスクリーニングした。メチシリン耐性S.aureus(MRSA)分離株は,宿主動物と有意な関係(p<0.001)を有する分離株の27%で,mecCの存在により同定された。これは南アフリカとアフリカ大陸におけるmecC陽性LA-MRSAの最初の報告である。テトラサイクリン耐性(tetK)の遺伝子は,35%の全罹患率でスクリーニングされた遺伝子で最も高頻度に検出され,最も高い有病率はヤギ(56.76%)で認められ,鳥類種(ニワトリ,アヒルおよび野生鳥)(42.5%)が続いた。病原性関連遺伝子は,すべての動物宿主種にわたって観察された。本研究は,以前報告されたPVL毒素をコードする遺伝子であるluks/pvの存在を報告し,ヒトと家畜の間の種の交配を示唆する。家畜からのS.aureusの高い罹患率は,主要な食料安全保障と健康管理脅威を示す。この脅威は病原体の病原性によりさらに複合され,多数の臨床症状を引き起こす。共選択の現象は,分離株が抗生物質と重金属の両方に耐性を示すので,本研究で観察された。さらに,すべてのスクリーニングした抗生物質および重金属耐性遺伝子は,表現型耐性とは対応しなかった。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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食品の汚染 
引用文献 (98件):
  • Wertheim, H.F.L.; Melles, D.C.; Vos, M.C.; Van Leeuwen, W.; Van Belkum, A.; Verbrugh, H.A.; Nouwen, J.L. The nasal carriage in Staphyloccocus aureus infections. Lancet Infect. Dis. 2005, 5, 751-762.
  • van Hal, S.J.; Jensen, S.O.; Vaska, V.L.; Espedido, B.A.; Paterson, D.L.; Gosbell, I.B. Predictors of mortality in Staphylococcus aureus bacteremia. Clin. Microbiol. Rev. 2012, 25, 362-386.
  • Ercoli, L.; Gallina, S.; Nia, Y.; Auvray, F.; Primavilla, S.; Guidi, F.; Pierucci, B.; Graziotti, C.; Decastelli, L.; Scuota, S. Investigation of a Staphylococcal Food Poisoning Outbreak from a Chantilly Cream Dessert, in Umbria (Italy). Foodborne Pathog. Dis. 2017, 14, 407-413.
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