特許
J-GLOBAL ID:202103000043218060

外部発光性シグナリング乗り物グレージング、これを包含する乗り物、及び、製造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  三橋 真二 ,  関根 宣夫 ,  胡田 尚則 ,  村上 智史
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-529246
公開番号(公開出願番号):特表2021-504910
出願日: 2018年11月28日
公開日(公表日): 2021年02月15日
要約:
本発明は、リアウィンドウ、サイドウィンドウ又はウィンドシールドから選択される、外部光シグナリング乗り物グレージング(100)であり、これが、下記を有する:外部グレージングを形成しかつF1面及びF2面と呼ばれる第1及び第2主面(11’、12’)を有する第1グレージング(1’);表面的な発光性素子、例えば、OLED、又はQLED;1若しくは複数の光学フィルムを有する、ホログラフィックリダイレクション光学システム又はコリメーション光学システム、及びこれに続く、1若しくは複数の光学フィルムを有するリダイレクション光学システム。【選択図】図2a
請求項(抜粋):
サイドウィンドウ又はリアウィンドウ又はウィンドシールド、特には自動車(100)のサイドウィンドウ、リアウィンドウ、又はウィンドシールドから選択され、下記を有する、外部発光性シグナリング乗り物グレージング: - 第1透明グレージング(1)、これは、無機又は有機ガラスでできており、F1面及びF2面と呼ばれる主面(11、12)、並びに、端部面(10)を有しており、かつ、参照方向と呼ばれるものを有している、 - 前記F2面の側にありかつ外部シグナリング光を照射することができる光源、この光源は、前記F2面に向いている出口表面を有する、 前記グレージングが、下記であることを特徴としている: 前記光源が、好ましくはダイオードキャリアの上にある、1組の無機発光ダイオード(4)であり、それぞれの前記ダイオードが、少なくとも1つの半導体チップ(41)を有しており、それぞれの前記ダイオードが、前記F2面の方向に照射することができること、 第1の構成において、それぞれのダイオードが、主要光学素子を組み込んでおり、この主要光学素子が、最大50°の出力照射半頂角を有し、かつ、発光面の平面(及び前記F2面の平面)に対して垂直な主要照射方向を有していること、 又は、第2の構成において、それぞれのダイオードが、50°〜70°の照射半頂角を有し、かつ、発光面の平面に対して垂直な主要照射方向を有しており、前記グレージングが、さらに、特には透明材料でできている1組のコリメーション光学素子(5a、5b)を有しており、それぞれの前記コリメーション光学素子が、発光ダイオード(4)に関連しており、それぞれの前記コリメーション光学素子が、前記F2面に向いている前方面、及び、反対側の後方面を有していること、 それぞれの前記コリメーション光学素子が、透明材料でできており、頂部S及び10μm〜500μmの頂部間の周期Tを有する特徴構造の配列を有しており、前記コリメーション光学素子が、下記を有していること: (a)第1光学素子、これは、前記出口表面とは反対側の、前方面、いわゆるコリメーション面、を有しており、特徴構造の前記配列が、二次元である、 (b)又は、1組の、プリズム状である少なくとも2つの光学素子、好ましくは、最大2つのプリズム状の光学素子、これは、下記を、下記の順番で、前記出口表面から出発して、有する: - 第1光学素子、これは、前記出口表面とは反対側の主面に、第1軸(Y)に沿って長さ方向に延在するプリズムである特徴構造の前記配列を有する、 - 及び、前記第1光学素子に面している、第2光学素子、これは、前記出口表面とは反対側の主面に、前記第1軸に対して90°±10°の角度を形成している第2軸に沿って長さ方向に延在しているプリズムである特徴構造の第2の配列を有し、前記第1又は前記第2軸が、前記参照方向と、最大10°の角度を形成しており、さらには平行である、 (c)又は、単一の第1光学素子、これは、前記出口表面とは反対側の前方面、いわゆるコリメーション面に、プリズムである特徴構造の前記配列を有しており、このプリズムの配列が、前記参照方向に対して最大10°角度を形成しておりさらには平行である軸に沿って長さ方向に延在している、 (d)1組のフレネルプリズム及びさらにはフレネルレンズを形成している、単一の第1光学素子、これは、前記出口表面とは反対側の前記前方面、いわゆるコリメーション面、又は、前記後方面に、ある、 並びに、前記グレージングが、前記第1及び第2構成において、それぞれの前記コリメーション光学素子又はそれぞれの前記主要光学素子に面して、リダイレクション光学素子を、前記コリメーション光学素子又は前記主要光学素子と前記F2面との間に、有しており、このリダイレクション光学素子が、非対称光学フィルム又は1組の非対称光学フィルムを有しており、このフィルムが、それぞれ、頂部及び10μm〜500μmの頂部間の周期T’を有する非対称プリズムの配列を有しており、それぞれの前記リダイレクション光学素子が、下記を含むこと: (i)第1非対称光学フィルム、これは、前記出口表面とは反対側の、最終前方面と呼ばれる主面に、前記参照方向に対して最大10°の角度を形成している第3軸に沿って長さ方向に延在している1組の非対称プリズムを有する、 (j)又は、1組の、プリズム状である2つの非対称光学フィルム、これは、下記を、下記の順番で、前記出口表面から出発して、有する: - 第1非対称光学フィルム、これは、前記出口表面とは反対側の主面に、前記参照方向に対して最大10°の角度を形成している第3軸に沿って長さ方向に延在している前記1組の非対称プリズムを有する、 - 及び、前記第1非対称光学フィルムに面している、第2非対称光学フィルム、これは、前記出口表面とは反対側の、最終前方面と呼ばれる主面に、プリズム状の特徴構造の第2の配列を有しており、この配列が、プリズム状の特徴構造の前記第1配列と交差しており、前記第2配列の1組のプリズムが、前記第3軸に対して最大10°の角度を形成している第4軸に沿って長さ方向に延在しており、かつ/又は、前記第4軸が、前記グレージングの前記参照方向と、最大10°の角度を形成している、 前記(i)及び前記(j)に関して、それぞれの非対称プリズムが、第1及び第2の長さ方向面によって規定され、それぞれのプリズムが、50〜60°の範囲の頂角を形成しており、かつ、長面と呼ばれる第1長さ方向面が、前記フィルムの平面と、31°〜41°の範囲の角度を形成していること、 前記長面に対する垂直が、前記F2面の方に向いており、かつ、前記リアウィンドウ若しくは前記ウィンドシールドの上方に向いており、又は、前記サイドウィンドウの前方に向いていること、 前記リアウィンドウ又は前記ウィンドシールドに関して、前記参照方向が、前記ウィンドウ又は前記ウィンドシールドの平面における水平であり、かつ、前記サイドウィンドウに関して、前記参照方向が、前記ウィンドウの平面における水平に対する垂直であること、 並びに: - 前記(b)及び前記(c)又は前記(d)に関して、空気が、前記出口表面と、前記コリメーション光学素子の前記第1光学素子の前記後方面との間にあること、 - 前記(b)及び前記(c)に関して、空気が、前記コリメーション光学素子の前記前方面の前記プリズムの間にあり、かつ、前記(d)に関して、空気が、前記フレネルプリズムの間にあること - 前記(a)に関して、前記二次元の特徴構造が、くぼんでおり、前記二次元の特徴構造の配列が、キャビティの配列であり、前記頂部Sが、前記F2面とは反対側に向いており、かつ、それぞれのキャビティの上方表面が、前記非対称プリズムフィルムから離れており、若しくはこれと物理的に接触しており、空気が、前記キャビティの中にあること、又は、前記二次元の特徴構造が、隆起しており、それぞれの前記前方面の前記二次元の特徴構造の前記頂部が、前記非対称プリズムフィルムから離れているか、若しくは、これと物理的に接触しており、空気が、前記二次元の特徴構造の間にあり、 - 空気が、前記非対称プリズムの間にあり、前記非対称プリズムフィルムの前記最終前方面が、前記第1グレージングとは別個の又はこれに対応する透明要素から離れており、又はこの透明要素に物理的に接触していること、 又は、第3の構成において、前記グレージングが、さらに、前記出口表面に面して、1組のホログラフィックリダイレクション光学素子を有しており、特には、これが、透明材料でできており、それぞれの前記ホログラフィックリダイレクション光学素子が、発光ダイオード(4)と関連しており、それぞれの前記ホログラフィックリダイレクション光学素子が、前記F2面に向いている前方面、及び反対側の後方面を有すること、 それぞれの前記ホログラフィックリダイレクション光学素子が、透明材料でできており、最終前方面の上にホログラフィック特徴構造の配列を有する特にはプラスチックであるフィルムを、有しており、かつ、空気が、前記出口表面と、前記ホログラフィックリダイレクション光学素子の入口面との間にあり、かつ、空気が、前記ホログラフィックリダイレクション光学素子の前記前方面の隆起している前記ホログラフィック特徴構造の間にあり、又は、空気が、前記ホログラフィックリダイレクション光学素子の前記前方面のくぼんでいる前記ホログラフィック特徴構造の中にあり、前記ホログラフィックリダイレクションフィルムの前記前方面が、前記第1グレージングとは別個の若しくはこれに対応する透明要素から、離れており、若しくはこの透明要素に物理的に接触していること。
IPC (6件):
F21S 43/20 ,  C03C 27/12 ,  B60J 1/00 ,  B60J 1/18 ,  B60J 1/10 ,  F21S 43/14
FI (6件):
F21S43/20 ,  C03C27/12 N ,  B60J1/00 H ,  B60J1/18 F ,  B60J1/10 ,  F21S43/14
Fターム (6件):
4G061AA25 ,  4G061BA02 ,  4G061CB03 ,  4G061CB19 ,  4G061CD03 ,  4G061CD18
引用特許:
出願人引用 (2件)

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