特許
J-GLOBAL ID:202103000213229010
電源安定化装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
特許業務法人服部国際特許事務所
, 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-021067
公開番号(公開出願番号):特開2021-129343
出願日: 2020年02月11日
公開日(公表日): 2021年09月02日
要約:
【課題】電流センサの構成を簡素化し、装置を小型化可能な電源安定化装置を提供する。【解決手段】電源安定化装置20は、直流電源11と電力負荷70との間に直列に配置される。カレントトランス30は、一次巻線31及び二次巻線32を含む。制御電源50は、直流電圧Vbのリップル電圧を相殺するための電圧制御項、及び、一次巻線31に直流起磁力を発生させる直流電流成分を相殺するように二次巻線32に相殺電流Ictを注入するための電流制御項を演算し、且つ、電圧制御項と電流制御項とを加算して得られた電圧指令値に基づいて出力電圧生成回路52を動作させることで、二次巻線32に出力電圧Voutを印加する。電流センサ40は、一次巻線31に流れる一次電流Iauxによる起磁力と、センサ用二次巻線に流れる相殺電流Ictによる起磁力との差分を検出する。制御電源50は、当該起磁力の差分を0に近づけるように電流制御項を演算する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直流電源(11)から直流配電線(12)を介して電力負荷(70)に電力供給する直流システムにおいて、前記直流配電線と前記電力負荷との間に直列に配置され、前記直流電源から前記電力負荷に印加される直流電圧(Vb)を安定化する電源安定化装置であって、
トランスコア(33)、前記直流配電線と前記電力負荷との間に直列接続され、前記トランスコアを貫通する一次巻線(31)、及び、前記トランスコアに所定巻数であるN1ターン巻回され、前記トランスコアを介して前記一次巻線と磁気結合する二次巻線(32)を含むカレントトランス(30)と、
前記一次巻線が貫通するセンサコア(43)を有し、前記二次巻線に直列接続されたセンサ用二次巻線(42)が前記センサコアに前記所定巻数と同数のN1ターン巻回された電流センサ(40)と、
前記直流電圧のリップル電圧(Vout*)を相殺するための電圧制御項(V*_v)、及び、前記一次巻線に流れる一次電流(Iaux)のうち前記一次巻線に直流起磁力を発生させる直流電流成分を相殺するように前記二次巻線に相殺電流(Ict)を注入するための電流制御項(V*_i)を演算し、且つ、前記電圧制御項と前記電流制御項とを加算して得られた電圧指令値(Vinv*)に基づいて出力電圧生成回路(52)を動作させることで、前記二次巻線に出力電圧(Vout)を印加する制御電源(50)と、
を備え、
前記電流センサは、前記一次巻線に流れる前記一次電流による起磁力と、前記センサ用二次巻線に流れる前記相殺電流による起磁力との差分を検出し、
前記制御電源は、当該起磁力の差分を0に近づけるように前記電流制御項を演算する電源安定化装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (9件):
5H770AA05
, 5H770AA24
, 5H770DA01
, 5H770DA11
, 5H770EA01
, 5H770GA16
, 5H770HA02Y
, 5H770HA02Z
, 5H770QA25
引用特許:
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