特許
J-GLOBAL ID:202103000640830760

灌流可能なバイオリアクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人広江アソシエイツ特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-564794
公開番号(公開出願番号):特表2021-513363
出願日: 2019年02月08日
公開日(公表日): 2021年05月27日
要約:
本明細書において開示する対象は、生物学的サンプルの3D成長を可能とする多孔性支持培地を通しての能動的な灌流が可能とされたバイオリアクタシステムである。いくつかの実施形態においては、システムは、3次元(3D)細胞成長培地によって充填されたサンプルウェルを含む。システムは、第1フィルタ材料によってサンプルウェルに流体接続された液体培地リザーバをさらに含むことができる。システムは、第2フィルタ材料によってサンプルウェルに流体接続された培地収集チャンバをさらに含むことができる。いくつかの実施形態においては、培地収集チャンバに対する負のゲージ圧の適用、あるいは、液体培地リザーバに対する正圧の適用が、液体培地リザーバから、第1フィルタ材料を通して、3次元細胞成長培地を浸透させたサンプルウェル内へと、さらに第2フィルタ材料を通して、そして最終的に培地収集チャンバ内へと、流体を吸引する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
顕微鏡検査可能なバイオリアクタシステムであって、 1つ又は複数のバイオリアクタユニットを含み、前記1つ又は複数のバイオリアクタユニットのそれぞれは、 3次元(3D)細胞成長培地によって充填されたサンプルウェルであって、前記3D細胞成長培地は、複数のヒドロゲル粒子及び液体細胞培養培地を含み、前記ヒドロゲル粒子は、前記液体細胞培養培地によって膨潤して顆粒状ゲルを形成する、サンプルウェルと、 第1フィルタ材料によって前記サンプルウェルに流体接続されている培地収集チャンバと、を含み、 前記システムは、前記培地収集チャンバに対する負のゲージ圧の適用、または前記サンプルウェルに対する正圧の適用が、前記サンプルウェルから、前記3次元細胞成長培地を通して、前記第1フィルタ材料を通して、最終的に前記培地収集チャンバ内への、流体の能動的な浸透を引き起こすように構成され、 前記第1フィルタ材料は、前記膨潤したヒドロゲル粒子のサイズよりも小さな多孔性を有する、顕微鏡検査可能なバイオリアクタシステム。
IPC (2件):
C12M 3/00 ,  C12M 1/34
FI (2件):
C12M3/00 A ,  C12M1/34 B
Fターム (7件):
4B029AA02 ,  4B029AA07 ,  4B029BB11 ,  4B029CC02 ,  4B029DA03 ,  4B029DF05 ,  4B029GB06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 灌流三次元細胞/組織疾患モデル
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2007-527446   出願人:マサチューセッツ・インスティテュート・オブ・テクノロジー, ユニバーシティオブピッツバーグオブザコモンウェルスシステムオブハイヤーエデュケイション
  • 細胞培養用の潅流バイオリアクタ
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2007-532438   出願人:ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー
引用文献:
審査官引用 (3件)
  • Lab Chip, 2010, 10, p.51-58
  • Lab Chip, 2010, 10, p.51-58
  • Lab Chip, 2010, 10, p.51-58

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