特許
J-GLOBAL ID:202103001194163565

流路装置及び液滴形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  村松 敏郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-034097
公開番号(公開出願番号):特開2017-148744
特許番号:特許第6912161号
出願日: 2016年02月25日
公開日(公表日): 2017年08月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】 連続相と水性の液体である分散相を流通させて連続相中に分散相の液滴を形成するための流路を内部に備える流路装置であって、 前記流路は、特定方向に延びていてその特定方向に沿って前記連続相を流通させる主流路と、その主流路の途中に繋がり、前記分散相を前記主流路へ導く副流路とを有し、 前記主流路は、前記副流路と連通する接続口を有し、 前記流路は、前記接続口の下流側の位置で前記主流路の延び方向に対する直交方向において前記主流路の外側へ膨らむ凹部からなり、前記直交方向における当該流路の断面積を前記直交方向における前記主流路の断面積から拡大させる拡大部をさらに有し、 前記主流路は、前記流路のうち、前記直交方向における断面が前記延び方向における全体に亘って一定である部分であり、 前記主流路の前記直交方向における断面積は、前記拡大部の位置での前記流路の前記直交方向における断面積よりも小さく、 前記流路装置は、前記主流路が形成される基板であって親水性の素材からなるものを有し、 前記拡大部の内壁面は、前記主流路の外側へ拡がる拡大面であって、前記接続口から前記主流路に流入して当該主流路の内壁面に付着しつつ前記連続相の流れに押されて下流側へ移動する前記分散相が当該拡大面とその上流側に隣接した前記主流路の内壁面である隣接内壁面との間の境界において前記隣接内壁面から剥離するように前記隣接内壁面に対して前記境界において傾きが不連続に変化するものを有し、 前記拡大部の下流側の端部は、前記境界において前記隣接内壁面から剥離して前記連続相の流れに乗って下流側へ延びた前記分散相がせん断されて液滴になる位置よりも上流側に位置する、流路装置。
IPC (2件):
B01J 19/00 ( 200 6.01) ,  B01J 13/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
B01J 19/00 321 ,  B01J 13/00 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る