特許
J-GLOBAL ID:202103001482299048

超音波画像構築方法、装置及びプログラム、並びに信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渥美 久彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-208466
公開番号(公開出願番号):特開2021-078716
出願日: 2019年11月19日
公開日(公表日): 2021年05月27日
要約:
【課題】信頼性の高い規格化されたインパルス応答信号を、規格化後の信号補正処理に頼らずに比較的簡単かつ確実に取得できる信号処理方法を提供すること。【解決手段】本発明の信号処理方法は、低周波抽出ステップ、高周波抽出ステップ及び合成ステップを含む。低周波抽出ステップでは、標的信号Stgtを時間領域で規格化して得られる第1規格化信号NS1のスペクトルから低周波成分のみを抽出する。高周波抽出ステップでは、参照信号Srefを用いて標的信号Stgtを周波数領域で規格化して得られる第2規格化信号NS2のスペクトルから高周波成分のみを抽出する。合成ステップでは、第1規格化信号NS1に由来する低周波成分と第2規格化信号NS2に由来する高周波成分とを合成して、規格化されたインパルス応答信号NSを取得する。【選択図】図8
請求項(抜粋):
基体に標的物質及び参照物質が接して存在した状態で前記基体を介して超音波パルスを送信し、前記標的物質からの標的信号と前記参照物質からの参照信号とを受信する送受信ステップと、 前記標的信号を時間領域で規格化して得られる第1規格化信号から低周波成分のみを抽出するとともに、前記参照信号を用いて前記標的信号を周波数領域で規格化して得られる第2規格化信号から高周波成分のみを抽出した後、前記第1規格化信号に由来する前記低周波成分と前記第2規格化信号に由来する前記高周波成分とを合成することにより、規格化されたインパルス応答信号を取得する信号規格化ステップと、 前記規格化されたインパルス応答信号に基づき、前記標的物質内の固有音響インピーダンス分布を奥行方向の手前側から奥側に向かって順次推定する固有音響インピーダンス分布推定ステップと、 前記奥行方向の固有音響インピーダンス分布に基づいて、音響物性像の画像データを構築する画像構築ステップと を有することを特徴とする超音波画像構築方法。
IPC (1件):
A61B 8/14
FI (1件):
A61B8/14
Fターム (6件):
4C601BB09 ,  4C601EE04 ,  4C601JB31 ,  4C601JB45 ,  4C601JB49 ,  4C601JB51
引用特許:
審査官引用 (3件)

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