特許
J-GLOBAL ID:202103001637520315

めっきのためのプラスチック表面の前処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  篠 良一 ,  森田 拓 ,  前川 純一 ,  二宮 浩康 ,  上島 類
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-504722
特許番号:特許第6865734号
出願日: 2016年07月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】 プラスチックを金属で被覆するための方法であって、 a)前記プラスチックを、少なくとも2種の異なるイオン性液体IL1およびIL2を含む組成物Cであって、前記第一のイオン性液体IL1が、カチオンとして少なくとも1個のアルキルアンモニウムカチオンを含み、かつ前記第二のイオン性液体IL2が、カチオンとして非局在化カチオン電荷を有するとともに、少なくとも1個の窒素原子を含む少なくとも1個の芳香族複素環を含む組成物Cで前処理する工程、 b)工程a)からのプラスチックを、少なくとも1種のイオノゲン活性化剤および/またはコロイド状活性化剤を含む活性化剤組成物Aで処理する工程、 c)工程b)からのプラスチックを、酸および/または還元剤を含む促進剤組成物Bで処理する工程、 d)工程c)からのプラスチックを、少なくとも1種の金属塩および少なくとも1種の還元剤を含む被覆組成物M1で処理することによって、金属層を化学的に析出させる工程、 e)工程d)からのプラスチックを、少なくとも1種の金属化合物を含む少なくとも1種の被覆組成物M’で電気化学的に処理することによって、工程d)からのプラスチックを、少なくとも1層のさらなる金属層で電気化学的に被覆する工程 を含み、 前記少なくとも1種のイオン性液体IL1は、式(I): [式中、 Rは、非分枝鎖状および非置換のC1〜C18-アルキル、CH3O-(CH2CH2O)p-CH2CH2-またはCH3CH2O-(CH2CH2O)p-CH2CH2-であり、ここで、pは、0〜3であり、 R1、R2およびR3は、それぞれ独立して、水素原子、非置換のC1〜C18-アルキル、2-ヒドロキシエチル、2-シアノエチル、2-(メトキシカルボニル)エチル、2-(エトキシカルボニル)エチル、2-(n-ブトキシカルボニル)エチル、塩素、CH3O-(CH2CH2O)p-CH2CH2-もしくはCH3CH2O-(CH2CH2O)p-CH2CH2-(前記式中、pは、0〜3である)であるか、 あるいは2個の隣接するR1基、R2基およびR3基は、式(I)中の窒素原子と一緒になって、飽和の非置換の5員ないし7員の環であり、 Xは、アニオンであり、かつ nは、1、2または3である]のアルキルアンモニウムカチオンを含み、 前記イオン性液体IL2は、カチオンとして、ピリジニウムカチオン、ピリダジニウムカチオン、ピリミジニウムカチオン、ピラジニウムカチオン、イミダゾリウムカチオン、ピラゾリウムカチオン、チアゾリウムカチオンおよびトリアゾリウムカチオンからなる群から選択される少なくとも1個のカチオンを含み、かつ 前記組成物は、前記少なくとも2種の異なるイオン性液体IL1およびIL2を、3から18までの範囲内のIL1のIL2に対する質量比で含む、前記方法。
IPC (3件):
C23C 18/26 ( 200 6.01) ,  C25D 5/56 ( 200 6.01) ,  C25D 5/12 ( 200 6.01)
FI (3件):
C23C 18/26 ,  C25D 5/56 A ,  C25D 5/12

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