特許
J-GLOBAL ID:202103001800289545

アルミニウム中高圧電極箔の酸化膜の品質を改善する後処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): SK特許業務法人 ,  奥野 彰彦 ,  伊藤 寛之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-501552
特許番号:特許第6846568号
出願日: 2018年12月18日
請求項(抜粋):
【請求項1】アルミニウム中高圧電極箔の酸化膜の品質を改善する後処理方法であって、 (A)アルミニウム腐食箔を95°Cの脱イオン水で10min処理した後、6wt%クエン酸塩水溶液の化成槽に浸漬し、85°C、電流密度20mA/cm2、電圧190Vの条件で、継続時間10minの第1段化成を行い、水洗浄槽で洗浄するステップと、 (B)洗浄された化成箔の4wt%クエン酸塩水溶液に浸漬し、85°C、電流密度20mA/cm2、385Vの電圧で、継続時間10minの第2段化成を行い、水洗浄槽で洗浄するステップと、 (C)5wt%ホウ酸塩水溶液の化成槽に浸漬し、85°C、電流密度20mA/cm2、545Vの電圧で、継続時間15minの第3段化成を行うステップと、 (D)8wt%ホウ酸塩水溶液の化成槽に浸漬し、85°C、電流密度20mA/cm2、620Vの電圧で、継続時間25minの第4段化成を行い、水洗浄槽で洗浄するステップと、 (E)オーブンにて500°Cの高温熱処理を3min行い、第4段化成の水溶液と同じ水溶液に浸漬し、85°C、20mA/cm2、620Vの条件で、化成を10min行い、水洗浄槽で洗浄するステップと、 (F)6wt%リン酸容溶液に浸漬し、70°Cの条件で、5min処理を行い、水洗浄槽で洗浄し、オーブンにて450°Cの高温熱処理を3min行うステップと、 (G)第4段化成の水溶液と同じ水溶液に浸漬し、85°C、20mA/cm2、620Vの条件で、化成を10min行い、水洗浄槽で洗浄するステップと、 (H)化成箔を後処理槽の処理液に浸漬し、後処理を行い、前記処理槽内に負極電極を設け、電極の幅を0.5〜5cmとし、処理液は、リン酸塩の1種または1種以上を含み、処理液のpH値を5〜8とし、50〜90°C、100〜800Vの条件で、電流密度を1mA/cm2から0.1mA/cm2に制御し、3〜15min化成を行った後、取り出して、水で洗浄し、乾燥させるステップと、を含むことを特徴とするアルミニウム中高圧電極箔の酸化膜の品質を改善する後処理方法。
IPC (2件):
C25D 11/20 ( 200 6.01) ,  H01G 9/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
C25D 11/20 ,  H01G 9/00 290 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-027512
  • 特開平1-319924

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