特許
J-GLOBAL ID:202103002130448430
(メタ)アクリロイル末端ポリイソブチレン系重合体の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
特許業務法人アスフィ国際特許事務所
, 植木 久一
, 植木 久彦
, 菅河 忠志
, 伊藤 浩彰
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-555060
特許番号:特許第6857615号
出願日: 2016年12月06日
請求項(抜粋):
【請求項1】 下記一般式(1)で示す(メタ)アクリロイル末端ポリイソブチレン系重合体(A)の製造方法であって、
(R1は、一価若しくは多価芳香族炭化水素基、または一価若しくは多価脂肪族炭化水素基を表す。Aはポリイソブチレン系重合体を表す。R2は炭素数2〜6の2価の飽和炭化水素基であって、ヘテロ原子を含有しない基を表す。R3、R4はそれぞれ水素、炭素数1〜20の1価の炭化水素基、またはアルコキシ基を表す。R5は水素、またはメチル基を表す。nは自然数を表す。)
イソブチレンモノマーをルイス酸触媒共存下に重合し、下記一般式(2)で示すハロゲン末端ポリイソブチレン系重合体(B)を得る工程1と、
(R1、A、nは一般式(1)と同じ。Zは塩素、臭素、またはヨウ素を表す。)
下記一般式(3)で示すハロゲン基およびフェノキシ基を有する化合物(C)をルイス酸触媒共存下、前記ハロゲン末端ポリイソブチレン系重合体(B)と反応させて、下記一般式(4)で示すハロゲン化フェノキシアルキル末端ポリイソブチレン系重合体化合物(D)を得る工程であって、工程1および本工程のルイス酸触媒のモル数の和と、ハロゲン基およびフェノキシ基を有する化合物(C)のモル数の比((ルイス酸触媒のモル数の和)/(ハロゲン基およびフェノキシ基を有する化合物(C)のモル数)で定義される値)が3.3以下である工程2と、
(R2、R3、R4は一般式(1)と同じ。Xは塩素、臭素またはヨウ素を表す。)
(R1、R2、R3、R4、A、nは一般式(1)と同じ。Xは一般式(3)と同じ)
下記一般式(5)で示すアクリル酸系化合物(E)を前記ハロゲン化フェノキシアルキル末端ポリイソブチレン系重合体化合物(D)と反応させて(メタ)アクリロイル末端ポリイソブチレン系重合体(A)を得る工程3とを含むことを特徴とする(メタ)アクリロイル末端ポリイソブチレン系重合体の製造方法。
(R5は水素、またはメチル基を表す。Yは水素、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、またはセシウムを表す。)
IPC (2件):
C08F 8/14 ( 200 6.01)
, C08F 10/10 ( 200 6.01)
FI (2件):
引用特許:
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