特許
J-GLOBAL ID:202103002250932425

潜在捲縮性複合繊維

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-183047
公開番号(公開出願番号):特開2018-048413
特許番号:特許第6948048号
出願日: 2016年09月20日
公開日(公表日): 2018年03月29日
請求項(抜粋):
【請求項1】ポリエステルAおよびポリエステルBがサイドバイサイド型または偏心芯鞘型に接合した潜在捲縮性複合繊維であって、前記ポリエステルAが、ハードセグメントとソフトセグメントとから構成されるポリエステルエラストマーであり、前記ハードセグメントがエチレンテレフタレートを主体とするポリエステルであり、前記ソフトセグメントがポリテトラメチレングリコールであり、前記ポリエステルBが、ポリエチレンテレフタレート又はポリエチレンテレフタレートを主体とするポリエステルであり、前記ポリエステルAの相対粘度が前記ポリエステルBの相対粘度よりも高く、ポリエステルAとポリエステルBとの相対粘度差が0.15〜0.55であり、かつ単繊維の横断面形状において中空部を有していない形態であり、かつ下記に示す方法により測定した二次ヤング率が35cN/dtex以下であることを特徴とする、潜在捲縮性複合繊維。 (二次ヤング率) 潜在捲縮性複合繊維を、検尺機にて5回かせ取りした後、1/6800(cN/dte x)の荷重を掛けたまま30分間放置し、次いでこの状態を維持したまま沸水中に入れ30分間処理し、捲縮を顕在化させて捲縮性複合繊維を得、JIS-L-1013に基づいて、以下のように算出する。 エー・アンド・デイ社製の引っ張り試験機(テンシロン-RTC1210)を用い、0.294cN×試料繊度(dtex)の初期張力をかけ、荷重-伸び曲線を得、得られた曲線において、伸び0.05%〜0.25%範囲での接線の傾きから初期引張抵抗度を算出し、それを初期ヤング率とする。また、この曲線において、伸びが2〜4%の範囲での接線の傾きから引張抵抗度を算出し、これらのうち最も低い値を二次ヤング率とする。
IPC (1件):
D01F 8/14 ( 200 6.01)
FI (1件):
D01F 8/14 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る