特許
J-GLOBAL ID:202103002389966677

イオン性ジフルオロモノマーから単極性カチオン伝導性アイオノマーを調製するためのプロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 信栄特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-502702
特許番号:特許第6878400号
出願日: 2016年07月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】 少なくとも下の式(II)に対応する繰り返し単位UPを含むアイオノマーを調製するためのプロセスであって、 式中、 - Mは、価数mのアルカリ金属カチオン、アルカリ土類金属カチオン、遷移金属カチオン、貧金属カチオン、アンモニウム、スルホニウム、またはホスホニウムであり、1≦m≦3、mは整数であり、 - Aa-は、スルホネートアニオン、式-SO2-N--SO2Rのスルホンイミドアニオン、少なくとも2つの負電荷を持つスルホンイミドアニオンに由来するアニオン、および式-SO2-C--R’R”のカルバニオンから選ばれるアニオンであり、1≦a≦3、aは整数であり、 * Rは、フッ素原子;1つから10個の炭素原子を含有する任意にフルオロもしくはペルフルオロのアルキル基;1つから10個の炭素原子を含有する任意にフルオロもしくはペルフルオロのアルコキシ基;電子求引性基X2によって任意に置換されるフェノキシ基;1つから10個の炭素原子を含有する任意にフルオロもしくはペルフルオロのジアルキルエーテル基;チオシアネート基;任意に置換されるフェニル基;ニトリル基;式-NR1R2のアミノ基(式中、R1およびR2は互いから独立して次の基から選ばれる:1つから5つの炭素原子を含有する任意にフルオロもしくはペルフルオロのアルキル基、1つから5つの炭素原子を含有し電子求引性基X3を持つアルキル基、1つから5つの炭素原子を含有する任意にフルオロもしくはペルフルオロのジアルキルエーテル基、および電子求引性基X4);3つから6つの炭素原子を含有する飽和ヘテロ環および4つから6つの炭素原子を含有する不飽和ヘテロ環から選ばれる基-NR3;式-NH-CO-R4もしくは-N(CH3)-CO-R4のアミド基(式中、R4は1つから3つの炭素原子を含有するアルキル基である);式-NH-SO2-R5もしくは-N(CH3)-SO2-R5のスルホンアミド基(式中、R5は1つから3つの炭素原子を含有するアルキル基である);式-NH-CO2-R6もしくは-N(CH3)-CO2-R6のウレタン基(式中、R6は1つから3つの炭素原子を含有するアルキル基である);式-NH-CNもしくは-N(R7)-CNのシアナミド基(式中、R7は1つから3つの炭素原子を含有するアルキル基である);ジシアナミド基-N(CN)2;トリシアノメチル基-C(CN)3;または式-CH(CN)2もしくは-CR8(CN)2のジシアノメチレン基(式中、R8は1つから3つの炭素原子を含有するアルキル基である)を表し、 * R’およびR”は互いから独立して次の一価基から選ばれ:フッ素原子;チオシアネート基;ニトリル基;ニトロ基;式R9NO-のニトロソ基(式中、R9は1つから3つの炭素原子を含有するアルキル基である);式-COR10のカルボニル基(式中、R10は1つから5つの炭素原子を含有するペルフルオロアルキル基である);式-SOR11のスルホキシド基(式中、R11は、1つから5つの炭素原子を含有する任意にフルオロもしくはペルフルオロのアルキル基、または1つから5つの炭素原子を含有する任意にフルオロもしくはペルフルオロのジアルキルエーテル基である);式-SO2R12のスルホニル基(式中、R12は、フッ素原子、チオシアネート基、ニトリル基、1つから5つの炭素原子を含有する任意にフルオロもしくはペルフルオロのアルコキシ基、1つから5つの炭素原子を含有する任意にフルオロもしくはペルフルオロのアルキル基、または1つから5つの炭素原子を含有する任意にフルオロもしくはペルフルオロのジアルキルエーテル基である);式-COOR13のカルボン酸エステル基(式中、R13は1つから5つの炭素原子を含有するアルキル基である);式-CONHR14のアミド基(式中、R14は1つから5つの炭素原子を含有するアルキル基である);式-CONR14R15のアミド基(式中、R14およびR15は互いから独立して選ばれ、R15は1つから5つの炭素原子を含有するアルキル基である);任意に置換されるフェニル基;または任意に置換されるフェノキシ基、あるいは * R’およびR”は二価基であり、その結果、もたらされるカルバニオンラジカル-C--R’R”は5つから6つの炭素原子と任意に1つ以上のヘテロ原子OまたはNとを含む芳香族環を形成し、前記芳香族環は1つ以上のニトリル基によって任意に置換され、 - 1≦n≦4、nは整数であり、 - 0≦n’≦2、n’は整数であり、 - Z1は、単結合、酸素原子、硫黄原子、基-S=O、基-S(=O)2、および官能基(CF2)nまたは(CF2)n’の1つに対して相対的にオルト位において任意に置換されるフェニル基から選ばれ、 - Z2は単結合、酸素原子、硫黄原子、基-S=O、基-S(=O)2、および基-C=Oから選ばれ、n’=0のときにZ2は単結合であることが理解され、 - Eは5つから20個の炭素原子を含む芳香族基であり、Eは1つから3つの芳香族環を含むことが理解され、 - Pはアルキレンオキシドポリマー鎖であり、 前記プロセスは、それが、塩基性媒体中における少なくとも1つのアルキレンオキシドポリマーP1との少なくとも1つのイオン性ジフルオロモノマー(I)の重縮合という少なくとも1つのステップa)を含むことを特徴とし、 前記イオン性ジフルオロモノマーは下の式(I)に対応し、 式中、 - A、n、n’、Z1、Z2、E、m、a、およびMは上で定義されている通りであり、 - T1およびT2はフッ素原子である、 プロセス。
IPC (5件):
C08G 65/34 ( 200 6.01) ,  H01M 10/0568 ( 201 0.01) ,  H01M 4/62 ( 200 6.01) ,  H01B 1/06 ( 200 6.01) ,  H01G 11/56 ( 201 3.01)
FI (5件):
C08G 65/34 ,  H01M 10/056 ,  H01M 4/62 Z ,  H01B 1/06 A ,  H01G 11/56
引用特許:
審査官引用 (1件)

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