特許
J-GLOBAL ID:202103002602692268

エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-540700
特許番号:特許第6812794号
出願日: 2016年06月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】 エポキシ樹脂組成物および強化繊維を含むプリプレグであって、該エポキシ樹脂組成物が、下記構成要素[A]、構成要素[B]、構成要素[D]および構成要素[F]を含むエポキシ樹脂組成物であって、全エポキシ樹脂100質量%中に、構成要素[D]を10〜60質量%含み、構成要素[F]が1官能エポキシ樹脂の場合は、全エポキシ樹脂総量に対して構成要素[F]を5〜30質量%、構成要素[F]が2官能エポキシ樹脂の場合は、全エポキシ樹脂総量に対して構成要素[F]を10〜40質量%含み、該エポキシ樹脂組成物を180°Cで2時間硬化して得られる硬化物を1気圧下における沸騰水中に48時間浸漬した後のガラス転移温度が180°C以上であり、かつ、該エポキシ樹脂組成物の50°Cにおける粘度が50〜5000Pa・sであり、かつ、該エポキシ樹脂組成物の理論架橋点間分子量が230〜310g/molであるプリプレグ; [A]:下記一般式(A-1)で示される3官能以上のビナフタレン型エポキシ樹脂; 式中、Xは、炭素数が1〜8のアルキレン基または下記の一般式(A-2)で示される基のいずれかを表す;R1〜R5は、下記の一般式(A-3)、または(A-4)で示される基、水素原子、ハロゲン原子、フェニル基および炭素数1〜4のアルキル基のいずれかを表す;R1〜R4は、ナフタレン骨格のいずれの環に付加してもよく両方の環に同時に付加してもよい;R5は、ベンゼン骨格のいずれの場所に付加してもよい;R1〜R5のうち、3つ以上が下記の一般式(A-3)で示される基であるか、あるいはR1〜R5のうち、一般式(A-3)と一般式(A-4)で示される基を1つずつ以上含む必要があり、それ以外のRは、それぞれ互いに同一であっても異なっていてもよい; [B]:芳香族アミン化合物; [D]:3官能以上のグリシジルアミン型エポキシ樹脂 [F]:4員環以上の環構造を2つ以上有し、かつ、該環構造に直結したアミン型グリシジル基またはエーテル型グリシジル基を有するエポキシ樹脂であって、1官能エポキシ樹脂および下記一般式(F-1)で示される構造を有する2官能エポキシ樹脂から選ばれたエポキシ樹脂; ただし式中、R6とR7は、それぞれ独立に炭素数1〜4の脂肪族炭化水素基、炭素数3〜6の脂環式炭化水素基、炭素数6〜10の芳香族炭化水素基、ハロゲン原子、アシル基、トリフルオロメチル基およびニトロ基からなる群から選ばれた少なくとも一つを表す;nは0〜4の整数、mは0〜5の整数である;Yは、-O-、-S-、-CO-、-C(=O)O-、-SO2-から選ばれる1つを表す。
IPC (2件):
C08G 59/20 ( 200 6.01) ,  C08J 5/24 ( 200 6.01)
FI (2件):
C08G 59/20 ,  C08J 5/24 CFC
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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