特許
J-GLOBAL ID:202103003174822476

電圧無効電力運用支援装置および支援方法、並びに電圧無効電力運用監視制御装置および監視制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-205724
公開番号(公開出願番号):特開2018-068045
特許番号:特許第6876406号
出願日: 2016年10月20日
公開日(公表日): 2018年04月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 電力系統において計測した評価対象データにより不感帯域を含む座標平面を形成し、前記座標平面を用いた個別VQC制御方式における制御方式により、台数制御またはタップ制御により電力系統の電圧無効電力を調整する個別制御装置の運用を支援する電圧無効電力運用支援装置であって、 電力系統の電圧無効電力を調整する前記個別制御装置について、前記評価対象データと、前記個別制御装置の制御方式に必要な前記評価対象データの目標値及び不感帯幅を含むデータである目標値データと、前記個別制御装置の制御方式および各制御方式に必要な既に設定された前記評価対象データの既設定目標値や既設定不感帯幅や動作条件を含むデータである個別制御装置制御方式データと、前記個別制御装置が調相設備であるときにその容量、利用可能台数、あるいは前記個別制御装置がタップ制御するものであるときに1タップ動作あたりの刻み値、ならびに動作遅れのデータである個別制御装置データを記憶する第1のデータベースと、 前記個別制御装置について、各個別制御装置の時系列的な運用状態のデータである機器操作データを記憶する第2のデータベースと、 前記第1のデータベースに記憶されたデータを用いて、個別VQC制御方式の制御方式で使用する2つの前記評価対象データで定まる前記座標平面において、選択した前記個別制御装置を制御した時の動作を予測し、予測した各個別制御装置の運用状態のデータである個別制御装置動作予測データを得る個別制御装置動作予測部と、前記個別制御装置動作予測データと前記機器操作データから差分を求める差分計算部と、前記評価対象データを、系統計測データおよび系統設備データを用いた潮流計算により求める評価対象計算部と、前記差分のデータを用い、潮流計算の条件を変更して前記評価対象計算部において再度評価対象データを計算する条件変更計算部と、前記差分を表示する表示部を備え、 前記座標平面は、前記個別制御装置を個別VQC制御方式の制御方式に応じて定まる2つの前記評価対象データを縦横項目として形成され、前記目標値データまたは個別制御装置制御方式データにより不感帯領域が形成されており、 前記個別制御装置動作予測部は、前記座標平面において現時点の2つの前記評価対象データで定まる評価対象点を前記不感帯領域に導くために、前記個別制御装置データを用いて前記個別制御装置の台数またはタップの操作を決定し個別制御装置動作予測データとすることを特徴とする電圧無効電力運用支援装置。
IPC (3件):
H02J 3/00 ( 200 6.01) ,  H02J 3/16 ( 200 6.01) ,  H02J 13/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
H02J 3/00 170 ,  H02J 3/16 ,  H02J 13/00 311 R
引用特許:
審査官引用 (2件)

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