特許
J-GLOBAL ID:202103003765897661
次世代シーケンサーを用いるDNAメチル化分析方法および特定DNA断片群の濃縮方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2018040251
公開番号(公開出願番号):WO2019-088069
出願日: 2018年10月30日
公開日(公表日): 2019年05月09日
要約:
DNAメチル化分析方法を提供する。 (1)メチル化シトシン又はメチル化される可能性のあるシトシンを認識配列中に含み、且つ、前記認識部位がメチル化の影響を受ける制限酵素で、分析対象DNAを消化する工程、(2)前記工程(1)で得られたDNA断片混合物を、リガーゼで処理して連結する工程、(3)前記工程(2)で得られたDNA構築物混合物に含まれる各DNA構築物の塩基配列を決定する工程、(4)前記工程(3)で得られた各塩基配列情報について、前記制限酵素の各認識部位およびその周辺の塩基配列を既知のゲノム配列と比較することにより、前記の各認識部位が、前記制限酵素により切断されなかった認識部位であるか、それとも、前記制限酵素で切断された後、前記リガーゼによる連結により再生された認識部位であるか否かを決定し、それに基づいて各認識部位のメチル化の状態を決定する工程を含む。
請求項(抜粋):
(1)メチル化シトシン又はメチル化される可能性のあるシトシンを認識配列中に含み、且つ、前記認識部位がメチル化の影響を受ける制限酵素で、分析対象DNAを消化する工程、
(2)前記工程(1)で得られたDNA断片混合物を、リガーゼで処理して連結する工程、
(3)前記工程(2)で得られたDNA構築物混合物に含まれる各DNA構築物の塩基配列を決定する工程、
(4)前記工程(3)で得られた各塩基配列情報について、前記制限酵素の各認識部位およびその周辺の塩基配列を既知のゲノム配列と比較することにより、前記の各認識部位が、前記制限酵素により切断されなかった認識部位であるか、それとも、前記制限酵素で切断された後、前記リガーゼによる連結により再生された認識部位であるか否かを決定し、それに基づいて各認識部位のメチル化の状態を決定する工程
を含む、分析対象DNAのメチル化の状態を決定する方法。
IPC (3件):
C12N 15/11
, C12Q 1/686
, C12Q 1/684
FI (3件):
C12N15/11 Z
, C12Q1/6869 Z
, C12Q1/6844 Z
Fターム (14件):
4B063QA01
, 4B063QA13
, 4B063QA18
, 4B063QQ42
, 4B063QQ52
, 4B063QR14
, 4B063QR32
, 4B063QR35
, 4B063QR55
, 4B063QR62
, 4B063QS02
, 4B063QS24
, 4B063QS32
, 4B063QS34
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