特許
J-GLOBAL ID:202103004043141674
リチウムイオン二次電池用正極の製造方法およびリチウムイオン二次電池の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
宮崎 昭夫
, 緒方 雅昭
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-229135
公開番号(公開出願番号):特開2018-085298
特許番号:特許第6903900号
出願日: 2016年11月25日
公開日(公表日): 2018年05月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】 リチウム遷移金属複合酸化物を含む正極と、負極と、電解質とを含むリチウムイオン二次電池用の正極の製造方法であって、
前記リチウム遷移金属複合酸化物は層状岩塩型構造を有し、下記の式(1):
LixM1(y-p)MnpM2(z-q)FeqO(2-δ) (1)
(ここでM1はTiおよびZrの少なくとも一方の元素、M2はCo、Ni及びMnからなる群から選択される少なくとも一種の元素、1.05≦x≦1.32,0.33≦y≦0.63,0.06≦z≦0.50,0<p≦0.63,0≦q≦0.50,0≦δ≦0.80,y≧p,z≧q)
で表される組成を有し、
上記の組成式(1)に当てはまる材料の一つA0に対して還元度の異なる還元処理を施した材料をそれぞれA1、A2、...とし、
上記の組成式(1)に当てはまるもう一つの材料B0に対して還元度の異なる還元処理を施した材料をそれぞれB1、B2、...とするとき、
A1と、A1以外のA0、A2、...、B0、B1、B2、...からなる群から選択される少なくとも1種以上の材料とを混合して混合材料を形成する工程を含み、
前記混合材料を形成する前記材料のうち、A1とそれ以外の少なくとも1種の材料に関し、組成中の酸素量(原子数百分率)の差が5%以上異なり、
前記の還元処理を施した材料の組成中の酸素量(原子数百分率)が、還元処理前の材料の組成中の酸素量に対して85%以上100%未満の範囲にある、リチウムイオン二次電池用正極の製造方法。
IPC (5件):
H01M 4/1391 ( 201 0.01)
, H01M 4/525 ( 201 0.01)
, H01M 4/505 ( 201 0.01)
, H01M 4/36 ( 200 6.01)
, C01G 53/00 ( 200 6.01)
FI (5件):
H01M 4/139
, H01M 4/525
, H01M 4/505
, H01M 4/36 E
, C01G 53/00 A
引用特許:
引用文献:
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