特許
J-GLOBAL ID:202103004366168776

ブロックチェーントランザクションのセキュリティ強化オリジネーション

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦 ,  宮崎 修
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-531111
公開番号(公開出願番号):特表2021-507566
出願日: 2018年12月12日
公開日(公表日): 2021年02月22日
要約:
発信元ノードからのブロックチェーン実装トランザクションがブロードキャストされる。発信元ノードはプロキシノードと通信可能に結合されている。本方法は、プロキシノードによって実装され、計算資源に係るx+r単位を取る入力、出力アドレスに対してx単位を提供する出力、および、プロキシノードに関連する秘密鍵の任意の1つのセットによってアンロック可能なn個のマルチ署名アドレスのうち1つに対してd+r単位を提供する別の出力、を含むトランザクションを受信することを含む。プロキシノードは、トランザクションをブロードキャストし、かつ、ブロックチェーン内に含まれるようにするために、プロキシノードに対して割り当てられるべき計算資源に係る量、t単位、を選択し、そして、マルチ署名アドレスから供給されるd+r単位を取るさらなるトランザクション、および、プロキシノードに対してt単位を提供する出力を生成する。プロキシノードは、両方のトランザクションがブロックチェーンの同じブロックに含まれるように時間を合わせてブロードキャストする。両方のトランザクションをブロードキャストして、ブロックチェーンの同じブロックに含めることを許可します。
請求項(抜粋):
コンピュータに実装される方法であって、所与のプロキシノードによって、 コンピュータネットワークを介して、発信元ノードによって生成され、かつ、部分的に署名されたトランザクションを受信するステップであり、 前記トランザクションは、第1入力と、第1出力および第2出力とを含み、 前記第1入力は、(x+r)単位の計算資源を取り、 前記第1出力は、出力アドレスに対してx単位を提供し、かつ、前記第2出力は、複数の第2秘密鍵のうち任意の1つを使用して、アンロック可能なn個のマルチ署名アドレスのうち1つに対して(d+r)単位を提供し、 前記第2秘密鍵それぞれは、複数のプロキシノードのうちそれぞれ1つに関連付けられており、 前記複数のプロキシノードは、前記所与のプロキシノードを含み、かつ、 前記第2秘密鍵それぞれは、前記プロキシノードの非対称暗号化鍵ペアの秘密鍵、および、前記プロキシノードが前記発信元ノードと共有する秘密の値に基づいて、前記複数のプロキシノードのうちそれぞれ1つによって導出することができる、 ステップと、 前記トランザクションをブロードキャストし、かつ、前記トランザクションがブロックチェーンに含まれるようにするために、前記所与のプロキシノードに対して割り当てられるべき計算資源の量である、t単位を選択するステップ、および、前記トランザクションを前記ブロックチェーンに含めるために、第三者に対して割り当てられるべき計算資源の量である、f単位を選択するステップであり、 f<r、かつ、t<(r-f)である、 ステップと、 (d+f)単位を取る第2入力を前記トランザクションに追加することによって生成される、更新されたトランザクションにデジタル署名するステップと、 前記プロキシノードの前記第2秘密鍵を使用して前記n個のマルチ署名アドレスのうち1つから供給される(d+r)単位を取る入力、および、前記所与のプロキシノードに対してt単位を提供する出力を含む、さらなるトランザクションを生成し、かつ、デジタル署名するステップと、 前記更新されたトランザクションおよび前記さらなるトランザクションを、両方が前記ブロックチェーンの同じブロックに含まれるように時間を合わせてブロードキャストするステップと、 を含む、方法。
IPC (1件):
H04L 9/32
FI (2件):
H04L9/00 675Z ,  H04L9/00 675B
引用特許:
出願人引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
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