特許
J-GLOBAL ID:202103005077402031

回転カウンタによって把握可能な回転数を決定するための磁気回転カウンタ及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 彩雲国際特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-548268
特許番号:特許第6855499号
出願日: 2016年12月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 外部磁界の設定可能な特定すべき回転数nを決定するための磁気回転カウンタであって、前記外部磁界は回転要素(4)、又は回転磁極ホイール(5a)の通過移動可能なn個の磁極、又は通過移動可能なリニア磁気スケール(5b)によって発生され、各巻きが略菱形に形成されたオープンスパイラル(20)又は多巻きクローズドループ(27)からなる磁壁伝導路を含む回転センサ(2)を備え、前記オープンスパイラル(20)又は多巻きクローズドループ(27)はGMR層スタック又は局所的に存在するTMR層スタックを有する軟磁性層によって形成され、オープンスパイラル(20)又は多巻きクローズドループ(27)に単一の磁壁(111a)又は少なくとも2個の磁壁(111、112)が導入でき、少なくとも2個の磁壁(111、112)は、それぞれ同一の対角線上のオープンスパイラル(20)又は多巻きクローズドループ(27)の異なる角に局在しており、及び、設定可能なスパイラル部分又はループ部分の電気抵抗を測定することによって磁壁のポジションを探し出すことができるものにおいて、 -磁壁の発生、ピニング又は所定の消去を行うための手段(25、26)によって、外部磁界が360度で回転する際に、単一の磁壁(111a)又は少なくとも2個の磁壁(111、112)が、それぞれオープンスパイラル(20)又は多巻きクローズドループ(27)を1巻き分だけ更に移動するようになっており、及び -磁壁伝導路上に電気接点が設けられ、磁壁伝導路上に電気接点が設けられる際にオープンスパイラル(20)又は多巻きクローズドループ(27)の各巻きが、対角線状に相対して、それぞれ1個のgnd接点(70、71、72)とそれぞれ1個のVcc接点(80、81、82)と接触し、又は多重読出しの場合は1個の共通のgnd接点及びそれぞれ1個のVcc接点若しくは1個の共通のVcc接点及びそれぞれ1個のgnd接点と接触しており、及び -オープンスパイラル(20)又は多巻きクローズドループ(27)の各巻きの角と接触する中間接点(91、93、95、97、99)が、Vcc接点及びgnd接点上にある対角線を基準にして専ら片側に局在化して設けられ、又は多重読出しの場合は中間接点として複数の巻きと接触する接点群に設けられ、及び -前記接点は、前記接点によって覆われたオープンスパイラル(20)又は多巻きクローズドループ(27)の各角の部分と共に、並行に又は同時に読み出し可能なホイートストンハーフブリッジを形成して、ホイートストンハーフブリッジによって把握された抵抗比が信号レベルとして全てメモリ(9)に表(9a)の形式で記憶され、現在の回転数を把握するために、各回転数i(0≦i≦n)について別のメモリ(10)に記憶された表形式の目標値パターン(10a、10b、10c及び10d)と連続的に比較でき、及び -特定すべき回転数iについて、表(9a)内の測定された抵抗比がメモリ(10)内の目標値パターンと一致する回転数が出力されて、対応する処理ユニット(11)によって把握されることを特徴とする磁気回転カウンタ。
IPC (4件):
G01D 5/245 ( 200 6.01) ,  G01D 5/244 ( 200 6.01) ,  G01R 33/09 ( 200 6.01) ,  G01R 33/02 ( 200 6.01)
FI (4件):
G01D 5/245 110 A ,  G01D 5/244 B ,  G01R 33/09 ,  G01R 33/02 N

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