特許
J-GLOBAL ID：202103005764880636
トバモライト含有建材の製造方法、トバモライト及びトバモライト含有建材
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (3件)：
西澤 和純
, 小林 淳一
, 五十嵐 光永
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2019-205620
公開番号（公開出願番号）：特開2021-075439
出願日： 2019年11月13日
公開日（公表日）： 2021年05月20日
要約：
【課題】炭酸化が起こりにくいトバモライトを含むトバモライト含有建材の製造方法を提供する。【解決手段】Ca(OH)2及びCaOのうちの少なくとも一方を含むカルシウム化合物と、SiO2と、Li2SO4、Na2SO4、MgSO4、ZnSO4及び(NH4)2SO4からなる群より選ばれる少なくとも一種の硫酸塩と、水と、を含み、カルシウム化合物とSiO2の合計モル数を0.18molとしたときの硫酸塩のモル数が、硫酸塩がLi2SO4の場合は0.57〜1.43mmol、Na2SO4の場合は0.57〜1.15mmol、MgSO4の場合は0.57〜2.30mmol、ZnSO4の場合は0.57〜1.43mmol、(NH4)2SO4の場合は0.57〜2.30mmolの範囲内にある含水組成物を調製する工程と、含水組成物を160〜180°Cの温度で水熱合成反応させる工程と、を有するトバモライト含有建材の製造方法。【選択図】図1
請求項（抜粋）：
水酸化カルシウム及び酸化カルシウムのうちの少なくとも一方を含有するカルシウム化合物と、二酸化ケイ素と、硫酸リチウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛及び硫酸アンモニウムからなる群より選ばれる少なくとも一種の硫酸塩と、水と、を含み、前記カルシウム化合物と前記二酸化ケイ素の合計モル数を0.18molとしたときの前記硫酸塩のモル数が、前記硫酸塩が前記硫酸リチウムの場合は、0.57mmol以上1.43mmol以下の範囲内にあり、前記硫酸塩が前記硫酸ナトリウムの場合は、0.57mmol以上1.15mmol以下の範囲内にあり、前記硫酸塩が前記硫酸マグネシウムの場合は、0.57mmol以上2.30mmol以下の範囲内にあり、前記硫酸塩が前記硫酸亜鉛の場合は、0.57mmol以上1.43mmol以下の範囲内にあり、前記硫酸塩が前記硫酸アンモニウムの場合は、0.57mmol以上2.30mmol以下の範囲内にある含水組成物を調製する工程と、
前記含水組成物を、160°C以上180°C以下の温度で水熱合成反応させる工程と、を有するトバモライト含有建材の製造方法。
IPC (2件)：
FI (2件)：
Fターム (2件)：
引用特許：
出願人引用 (8件)
全件表示
審査官引用 (8件)
全件表示
前のページに戻る
