特許
J-GLOBAL ID:202103006664121866

雑音抑制装置、雑音抑制方法及び音声入力機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 首藤 宏平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-198281
公開番号(公開出願番号):特開2021-071599
出願日: 2019年10月31日
公開日(公表日): 2021年05月06日
要約:
【課題】従来の時間周波数マスキングを用いる場合の時間遅延を解消することが可能な雑音抑制装置を提供する。【解決手段】雑音抑制装置(1)は、取得済入力信号を第1パワースペクトルに変換するフーリエ変換部(12)と、ニューラルネットワークを用いて入力信号の未取得フレームに対応する第1自己相関及び未取得フレームの雑音成分が抑制された所望信号に対応する第2自己相関を推定する自己相関推定部(17)と、第1/第2自己相関に基づいて雑音成分を抑制するためのフィルタ係数を更新するフィルタ係数更新部(15)と、未取得フレームが入力されると予め更新されたフィルタ係数を用いて取得済入力信号に畳み込み演算を行う畳み込み演算部(16)と、窓関数乗算部(18)と、所望信号を生成するオーバーラップ加算部(19)とを備えている。【選択図】図6
請求項(抜粋):
入力信号に含まれる雑音成分を抑制し、前記雑音成分が抑制された所望信号を生成する雑音抑制装置であって、 所定の間隔でシフトさせたフレーム毎に取得した取得済入力信号を周波数領域で第1パワースペクトルに変換するフーリエ変換部と、 前記第1パワースペクトルを入力し、ニューラルネットワークを用いた推定処理により、入力信号の未取得フレームに対応する第1自己相関と、前記未取得フレームの雑音成分が抑制された所望信号に対応する第2自己相関を推定する自己相関推定部と、 前記第1自己相関と前記第2自己相関とに基づいて、前記未取得フレームの雑音成分を抑制するためのフィルタ係数を更新するフィルタ係数更新部と、 未取得フレームが入力されると予め更新された前記フィルタ係数を用いて前記取得済入力信号に畳み込み演算を行う畳み込み演算部と、 前記畳み込み演算部の演算結果に窓関数を乗じる窓関数乗算部と、 前記窓関数を乗じた1フレーム分を切り取り所定の間隔でシフトしながら加算していき所望信号を生成するオーバーラップ加算部と、 を備えることを特徴とする雑音抑制装置。
IPC (3件):
G10L 21/020 ,  G10L 21/023 ,  G10L 21/026
FI (3件):
G10L21/0208 100B ,  G10L21/0232 ,  G10L21/0264 C
引用特許:
出願人引用 (4件)
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