特許
J-GLOBAL ID:202103007408586467

励起光照射装置および励起光照射方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-098053
公開番号(公開出願番号):特開2021-189148
出願日: 2020年06月04日
公開日(公表日): 2021年12月13日
要約:
【課題】 安定的に、基材内のカラーセンタの発する光に基づく測定を正確に行えるようにする。【解決手段】 基材1は、励起光で励起されるカラーセンタを含み、少なくとも1対の反射部材21a,21bは、基材1に対して離間して配置されている。そして、基材1は、当該基材1の面1a,1bにおいて、当該基材1内に入射した励起光を反射させずに出射させ、反射部材21a,21bは、基材1から出射した励起光を反射面21-1,21-2で反射して基材1に入射させ、励起光の、基材1への入射および基材1からの出射を繰り返させて、所定回数だけ励起光を基材1に通過させる。基材1および反射部材21a,21bは、コイル2の円形状導体部2bの内側中空部分内に配置されており、照射装置4は、上述の励起光を、コイル2の2つの引出導体部2aの間隙2-1を進行するように出射して基材1に入射させる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
励起光で励起されるカラーセンタを含む基材と、 前記基材に対して離間して配置されそれぞれ反射面を有する少なくとも1対の反射部材と、 前記励起光を出射する照射装置と、 前記カラーセンタの電子スピン量子操作を行うためのマイクロ波を前記カラーセンタに印加するコイルとを備え、 前記コイルは、当該コイルの両端となる2つの引出導体部と、前記引出導体部に接続される円形状導体部とを備え、 前記基材および前記反射部材は、前記円形状導体部の内側中空部分内に配置され、 前記基材は、当該基材の互いに対向する2つの面においてそれぞれ、当該基材内に入射した前記励起光を反射させずに出射させ、 前記少なくとも1対の反射部材は、前記励起光を前記反射面で反射して前記基材に入射させ、前記励起光の、前記基材への入射および前記基材からの出射を繰り返させて、所定回数だけ前記励起光を前記基材に通過させ、 前記照射装置は、前記励起光を、前記2つの引出導体部の間隙を進行するように出射して、前記基材に入射させること、 を特徴とする励起光照射装置。
IPC (3件):
G01N 24/00 ,  G01N 21/64 ,  G01R 33/26
FI (3件):
G01N24/00 P ,  G01N21/64 Z ,  G01R33/26
Fターム (4件):
2G043AA06 ,  2G043EA01 ,  2G043HA02 ,  2G043KA09
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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