特許
J-GLOBAL ID:202103007844082369

中性子捕捉療法用ビーム整形体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 村井 康司 ,  三崎 正輝
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-526537
特許番号:特許第6831844号
出願日: 2016年10月18日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ビーム入口と、ターゲットと、前記ターゲットに隣接する減速体と、前記減速体の外を囲む反射体と、前記減速体に隣接する熱中性子吸収体と、ビーム整形体内に設けられた放射線遮蔽体と、ビーム出口と、を備え、前記ターゲットと前記ビーム入口から入射した陽子ビームとの原子核反応により中性子が生成され、前記中性子により中性子ビームが形成され、前記中性子ビームは一つの主軸を規定し、前記減速体により、前記ターゲットからの中性子が熱外中性子エネルギー領域に減速され、前記減速体は、少なくとも1つのテーパ状の形状を含むように設けられ、前記減速体は本体部と本体部の外周を囲む補足部とを有し、前記補足部の材料は本体部の材料と異なり、前記反射体は、熱外中性子ビーム強度を高めるため、前記主軸から逸れた中性子を前記主軸に導き、前記熱中性子吸収体は、治療時に表層の正常組織への過度の線量を避けるために熱中性子の吸収に用いられ、前記放射線遮蔽体は、非照射領域における正常組織への線量を減らすために漏れた中性子と光子の遮蔽に用いられ、 前記本体部は、D2O、AlF3、フルエンタル、CaF2、Li2CO3、MgF2とAl2O3の少なくとも一種で製作され、 前記補足部は、Zn、Mg、Al、Ti、La、Pb、Zr及びBiのうちのいずれか一種で製作され、 前記本体部は、前記ターゲットに隣接するテーパ部と、前記テーパ部に隣接する柱状部と、を含み、 前記補足部は、前記柱状部を囲みかつ前記テーパ部に連接することで、テーパ状の構造を形成する、 ことを特徴とする、 中性子捕捉療法用ビーム整形体。
IPC (6件):
A61N 5/10 ( 200 6.01) ,  H05H 3/06 ( 200 6.01) ,  G21K 5/02 ( 200 6.01) ,  G21K 1/10 ( 200 6.01) ,  G21K 5/00 ( 200 6.01) ,  G21K 3/00 ( 200 6.01)
FI (7件):
A61N 5/10 H ,  H05H 3/06 ,  G21K 5/02 N ,  G21K 1/10 A ,  G21K 5/00 S ,  G21K 3/00 W ,  G21K 3/00 Y
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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