特許
J-GLOBAL ID:202103008458860477

基礎杭の施工結果管理方法、基礎杭の施工結果管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 涌井 謙一 ,  山本 典弘 ,  鈴木 一永 ,  工藤 貴宏 ,  三井 直人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-188024
公開番号(公開出願番号):特開2018-053468
特許番号:特許第6851760号
出願日: 2016年09月27日
公開日(公表日): 2018年04月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】先端に掘削ヘッドを取り付けた掘削ロッドで、杭穴を掘削して、杭穴底にコンクリートやセメントミルク類を注入して、杭穴内に既製杭または鉄筋かごを埋設して、基礎杭を構築する方法を、「施工結果管理サーバ」と現場に配置した「施工実施端末」と「関係者端末」とをインターネット回線を通じて接続して、以下のように管理することを特徴とした基礎杭構築管理方法。 (1) 一つの杭穴の掘削中に、以下の確認データが「施工実施端末」に保存される。 計測された掘削した杭穴の口径および深さのデータが、予め設計した深度まで掘削したデータであることを確認して、「杭穴深さ確認データ」とされる。 測定された掘削ヘッドの掘削抵抗値のデータが、杭穴の底部が予め設定した支持地盤に到達したデータであることを確認して、「支持地盤確認データ」とされる。 測定された杭穴に注入したコンクリートやセメントミルク類の注入深度毎の注入量のデータが、予め設定した総注入量を満たしているデータであることを確認して、「セメントミルク類確認データ」とされる。 (2) 前記一つの杭穴を構築する際に、前記「杭穴深さ確認データ」「支持地盤確認データ」「セメントミルク類確認データ」が「施工実施端末」に保存される。 (3) 前記各保存データが、 データ作成後順次に、あるいは、前記総ての保存データが一つの杭穴で基礎杭を構築した後直ちに、 「施工実施端末」から「施工結果管理サーバ」に転送され、転送されると同時に、転送された保存データが「施工実施端末」から削除される。 (4) 前記「関係者端末」は閲覧のみが許可されるように設定され、かつ施主閲覧端末、設計監理者閲覧端末、ゼネコン閲覧端末、公的機関端末の少なくとも1つの端末から構成される。 (5) 前記各工程において、前記「施工結果管理サーバ」に転送され、記憶手段に保存された前記各保存データに改変が生じた場合には、少なくとも前記「関係者端末」に警告を発生させる。
IPC (2件):
E02D 13/06 ( 200 6.01) ,  E02D 5/50 ( 200 6.01)
FI (2件):
E02D 13/06 ,  E02D 5/50
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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