特許
J-GLOBAL ID:202103008884818925

斜め延伸フィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 佐野特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-168446
公開番号(公開出願番号):特開2018-034387
特許番号:特許第6798196号
出願日: 2016年08月30日
公開日(公表日): 2018年03月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 フィルムの幅手方向の一端側を複数の把持具で把持するとともに、他端側を複数の把持具で把持し、前記一端側および前記他端側の一方の把持具を相対的に先行させ、他方の把持具を相対的に遅延させて前記フィルムを搬送することにより、前記フィルムを幅手方向に対して斜め方向に延伸する斜め延伸工程と、 前記斜め延伸工程の終了後、前記フィルムの光学軸を固定する熱固定工程とを有する斜め延伸フィルムの製造方法であって、 前記熱固定工程では、前記斜め延伸工程の終了時点で前記フィルムの前記幅手方向において対向する位置関係にある一対の把持具で、前記フィルムの前記幅手方向の両端をそれぞれ把持して前記フィルムを搬送し、 前記一対の把持具のうち、前記斜め延伸工程で相対的に先行する側を走行した把持具を第1の把持具とし、相対的に遅延する側を走行した把持具を第2の把持具とし、前記熱固定工程において、前記第1の把持具が前記フィルムの把持を開放する位置を第1の位置とし、前記第2の把持具が前記フィルムの把持を開放する位置を第2の位置としたとき、 前記熱固定工程では、前記フィルムの面内において、前記第1の位置と前記第2の位置とを結ぶ直線が、前記斜め延伸工程の終了後の前記フィルムの搬送方向に垂直な前記幅手方向に対して斜めに傾き、かつ、前記第1の位置が前記第2の位置よりも前記搬送方向の上流側となるように、前記第2の把持具よりも先に前記第1の把持具による前記フィルムの把持を開放し、 前記フィルムの面内において、前記第1の位置と前記第2の位置とを結ぶ直線と、前記斜め延伸工程の終了後の前記幅手方向とのなす角度をθ(°)とし、前記斜め延伸工程の終了後の前記幅手方向と前記フィルムの面内遅相軸とのなす角度をα(°)としたとき、 10°≦α≦20° であり、 α=10°のとき、 α-10°<θ≦α+10° であり、 10°<α≦20°のとき、 α-10°≦θ≦α+10° であることを特徴とする斜め延伸フィルムの製造方法。
IPC (5件):
B29C 55/04 ( 200 6.01) ,  B65H 20/16 ( 200 6.01) ,  G02B 5/30 ( 200 6.01) ,  B29L 7/00 ( 200 6.01) ,  B29L 11/00 ( 200 6.01)
FI (5件):
B29C 55/04 ,  B65H 20/16 ,  G02B 5/30 ,  B29L 7:00 ,  B29L 11:00
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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