特許
J-GLOBAL ID:202103009206482859

建築物の壁面構造、建築物の風揺れ抑制機構、および建築物の風揺れ抑制方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 光弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-035396
公開番号(公開出願番号):特開2021-139119
出願日: 2020年03月02日
公開日(公表日): 2021年09月16日
要約:
【課題】高層ビル等の建築物に好適な風揺れ抑制技術を提供する。 【解決手段】建築物2は、高層ビル等の垂直方向に細長い直方体形状の建築物であり、この建築物2に吹き付ける風の進行方向(風向N)に対して左右両側の壁面20b、20cに、壁面構造としての凹凸構造1が設けられている。凹凸構造1は、壁面20から突出する複数の突起部10を壁面20に規則的に配置することにより構成される。風向Nに対して建築物2の左右両側の壁面20b、20cに設けた凹凸構造1により、建築物2の周辺に発生するカルマン渦の形成を促進して、風向Nに対して建築物2の左右両側における風圧変動Vの周期を短くし、これにより、この風圧変動Vの周期を建築物2の固有振動数から遠ざけて、ロッキング現象の発生を抑制することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
建築物の壁面構造であって、 前記建築物に吹き付ける風の進行方向に対して前記建築物の左右両側の壁面に、前記風によって前記建築物の周辺に発生するカルマン渦の形成を促進して、前記風の進行方向に対して前記建築物の左右両側における風圧変動の周期を短くする凹凸構造を設けた ことを特徴とする建築物の壁面構造。
IPC (1件):
E04H 9/14
FI (1件):
E04H9/14 H
Fターム (1件):
2E139AA05
引用特許:
審査官引用 (1件)

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