特許
J-GLOBAL ID:202103009544920934

折板屋根材を用いた緩勾配屋根の施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 宏一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-109051
公開番号(公開出願番号):特開2019-210739
特許番号:特許第6823904号
出願日: 2018年06月06日
公開日(公表日): 2019年12月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 建物に緩勾配屋根を施工する折板屋根材を用いた緩勾配屋根の施工方法において、 前記緩勾配屋根に用いる折板屋根材であって、取り付け対象である建物の屋根の大きさとは別に予め決められた所定の長さを有する定尺の折板屋根板と、前記折板屋根材を建物に取り付けた状態で上側面となる前記折板屋根板の全面を覆う折板防水用樹脂シートから構成される折板屋根材を前記建物に前記緩勾配屋根を葺く分だけ多数用意し、 これらの折板屋根材を建物の緩勾配屋根設置部分まで運び、 前記緩勾配屋根設置部分において前記各折板屋根材の長手方向端部同士を水流れ方向上流側の折板屋根材の端部とその近傍が水流れ方向下流側の折板屋根材の端部とその近傍の上側に重なってこの部分に折板屋根材端部重なり部が形成されるように前記各折板屋根材を母屋に順々に取り付けると共に、前記緩勾配屋根を構成する各折板屋根材同士の全ての前記折板屋根材端部重なり部における防水を図るための所定幅を有する折板屋根材重なり部防水用樹脂シートを、前記折板屋根材端部重なり部の水流れ方向上流側となる折板屋根材の下端部を被うように重ね、 前記折板屋根材重なり部防水用樹脂シートをこれが重なる各折板屋根材の上側面に備わる前記折板防水用樹脂シートに溶着することで防水仕様の緩勾配屋根を建物に取り付ける折板屋根材を用いた緩勾配屋根の施工方法であって、 前記折板屋根材を建物に屋根を葺く分だけ多数用意し、前記折板屋根材を用いた緩勾配屋根の施工方法によって建物に屋根を取り付けるに際して、隣接する前記折板屋根材の幅方向端部同士を前記折板屋根材の長手方向と同じく長手方向に細長で上面がキャップ防水用樹脂シートで覆われた屋根材嵌合キャップを嵌め込んで結合すると共に、このキャップとこれが嵌まる両側の前記折板屋根材との全ての隙間をそれらの長手方向全体に亘って被うように所定幅のキャップ嵌め込み部防水用樹脂シートを重ね、 前記キャップ嵌め込み部防水用樹脂シートをこれが重なる折板屋根材の上側面に備わる折板防水用樹脂シートと前記キャップの上側面に備わるキャップ防水用樹脂シートの双方に融着することで、前記キャップ嵌合部の防水を更に図った防水仕様の緩勾配屋根材を前記建物に取り付けることを特徴とする折板屋根材を用いた緩勾配屋根の施工方法。
IPC (2件):
E04D 3/38 ( 200 6.01) ,  E04D 3/365 ( 200 6.01)
FI (2件):
E04D 3/38 C ,  E04D 3/365 E
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 建設用材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-142389   出願人:三晃金属工業株式会社
  • 定尺屋根材の接続構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-065286   出願人:元旦ビューティ工業株式会社
  • 屋根構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-039752   出願人:日鉄住金鋼板株式会社
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