特許
J-GLOBAL ID:202103010090054496

磁場測定装置および磁場測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-083739
公開番号(公開出願番号):特開2021-179327
出願日: 2020年05月12日
公開日(公表日): 2021年11月18日
要約:
【課題】 被測定磁場Btを良好な感度で検出する磁場測定装置および磁場測定方法を得る。【解決手段】 磁気共鳴部材1は、複数のダイヤモンド窒素-空孔中心を含むダイヤモンド結晶を有し、高周波磁場発生器2は、磁気共鳴部材1にマイクロ波の磁場を印加する。上述の複数のダイヤモンド窒素-空孔中心は、ダイヤモンド結晶における炭素原子の4つの結合方向を示す4軸のうちの所定の複数の対象軸の方向にそれぞれ配列しているダイヤモンド窒素-空孔中心を含み、上述の磁気共鳴部材1は、被測定磁場Btに対して、上述の所定の複数の対象軸の方向にそれぞれ配列しているダイヤモンド窒素-空孔中心による被測定磁場Btの感度を略最大とする向きに配置されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数のダイヤモンド窒素-空孔中心を含むダイヤモンド結晶を有する磁気共鳴部材と、 前記磁気共鳴部材にマイクロ波の磁場を印加する高周波磁場発生器と、 前記高周波磁場発生器に前記マイクロ波の電流を導通させる高周波電源と、 前記磁気共鳴部材から、被測定磁場に対応する物理的事象を検出する検出装置と、 前記高周波電源を制御し、前記検出装置により検出された前記物理的事象の検出値を特定する測定制御部と、 前記検出値に基づいて前記被測定磁場を演算する演算部とを備え、 前記複数のダイヤモンド窒素-空孔中心は、前記ダイヤモンド結晶における炭素原子の4つの結合方向を示す4軸のうちの所定の複数の軸の方向にそれぞれ配列しているダイヤモンド窒素-空孔中心を含み、 前記磁気共鳴部材は、前記被測定磁場に対して、前記所定の複数の軸の方向にそれぞれ配列しているダイヤモンド窒素-空孔中心による前記被測定磁場の感度を略最大とする向きに配置されていること、 を特徴とする磁場測定装置。
IPC (3件):
G01R 33/02 ,  G01N 24/00 ,  G01N 21/64
FI (3件):
G01R33/02 A ,  G01N24/00 E ,  G01N21/64 Z
Fターム (8件):
2G017AA01 ,  2G017AD69 ,  2G017BA03 ,  2G017BA05 ,  2G043AA06 ,  2G043EA01 ,  2G043EA17 ,  2G043FA09

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