特許
J-GLOBAL ID:202103010093964248

障害判定装置及び障害判定用プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松山 裕一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-239077
公開番号(公開出願番号):特開2021-108005
出願日: 2019年12月27日
公開日(公表日): 2021年07月29日
要約:
【課題】評価者の負担を軽減するとともに、サルコスコアを算出し、サルコスコアに基づく障害の有無や程度を認定する事が可能な、障害判定装置及び障害判定用プログラムを提供すること。【解決手段】被験者の握力、歩行速度及び筋肉量のデータを用いてサルコスコアを算出するスコア算出手段及び5年後の手段的日常生活動作能力障害及び基本的日常生活動作障害の発生の有無を予測する障害判定手段を有し、上記スコア算出手段は、所定の式を用いてサルコスコアを算出する手段であり、上記障害判定手段は、得られたサルコスコアを用いて手段的日常生活動作能力障害及び基本的日常生活動作障害の予測値q(x)を得、上記q(x)の値をもって障害の発生の有無を判定する、サルコスコアを用いた障害予測判定装置。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被験者の握力、歩行速度及び筋肉量のデータを用いてサルコスコアを算出するスコア算出手段及び5年後の手段的日常生活動作能力障害及び基本的日常生活動作障害の発生の有無を予測する障害判定手段を有し、 上記スコア算出手段は、下記式1を用いてサルコスコアを算出する手段であり、 上記障害判定手段は、下記式2に得られたサルコスコアを代入して手段的日常生活動作能力障害及び基本的日常生活動作障害の予測値q(x)を得、上記q(x)の程度をもって障害の発生の有無を判定する、 サルコスコアを用いた障害予測判定装置。 式1: サルコスコア男性=10×{(t1×(X1-t2)/t3}+(t4×(X2-t5)/t6}+(t7×(X3-t8)/t9}+50 サルコスコア女性=10×{(p1×(X1-p2)/p3}+(p4×(X2-p5)/p6}+(p7×(X3-p8)/p9}+50 式中X1は握力強度(kg)を、X2は骨格筋量指標(kg/m2)を、X3は歩行速度(m/s)を示す。また、t及びpはそれぞれ変数を示す。 式2:手段的日常生活動作能力障害の予測式q(x)=1/{1+exp〔-(r1Y1-r10Y10-r0)〕} 基本的日常生活動作障害の予測式q(x)=1/{1+exp〔-(s1Y1-s10Y10-s0)〕} 式中、Y1は年齢、Y10はサルコスコアを示す。また、r及びsはそれぞれ変数を示す。
IPC (3件):
G16H 10/60 ,  A61B 5/11 ,  A61B 5/22
FI (3件):
G16H10/60 ,  A61B5/11 200 ,  A61B5/22 220
Fターム (3件):
4C038VA12 ,  4C038VB11 ,  5L099AA22

前のページに戻る