特許
J-GLOBAL ID:202103010383518497

バラタナゴ類の判別方法及び判別キット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 棚井 澄雄 ,  松沼 泰史 ,  及川 周 ,  飯田 雅人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-181946
公開番号(公開出願番号):特開2021-052714
出願日: 2019年10月02日
公開日(公表日): 2021年04月08日
要約:
【課題】簡便且つ確実な新規のバラタナゴ類の判別方法を提供する。【解決手段】バラタナゴ類の判別方法は、対象バラタナゴの核DNAを鋳型として、以下に示す4種類のプライマーを用いてPCR法で増幅産物を得る増幅工程と、1)センスプライマーA;2)アンチセンスプライマーB;3)センスプライマーC;4)アンチセンスプライマーD;前記センスプライマーA及び前記アンチセンスプライマーDにより増幅された増幅産物Xが検出された場合には、ニッポンバラタナゴであると判別し、前記センスプライマーC及び前記アンチセンスプライマーBにより増幅された増幅産物Yが検出された場合には、タイリクバラタナゴであると判別し、前記増幅産物X及び前記増幅産物Yが検出された場合には、ニッポンバラタナゴ及びタイリクバラタナゴの交雑種であると判別する判別工程と、を含む。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ニッポンバラタナゴ、タイリクバラタナゴ及びそれらの交雑種のうちいずれのバラタナゴであるかを判別する方法であって、 対象バラタナゴの核DNAを鋳型として、以下に示す4種類のプライマーを用いてPCR法で増幅産物を得る核DNA増幅工程と、 1)配列番号1で示される塩基配列からなるポリヌクレオチドを有するセンスプライマーA; 2)配列番号2で示される塩基配列からなるポリヌクレオチドを有するアンチセンスプライマーB; 3)バラタナゴの18SrRNA遺伝子の塩基配列の一部に相補的な配列からなるポリヌクレオチドを有するセンスプライマーC; 4)バラタナゴの5.8SrRNA遺伝子の塩基配列の一部に相補的な配列からなるポリヌクレオチドを有するアンチセンスプライマーD; 前記センスプライマーA及び前記アンチセンスプライマーDにより増幅された増幅産物Xが検出された場合には、ニッポンバラタナゴであると判別し、 前記センスプライマーC及び前記アンチセンスプライマーBにより増幅された増幅産物Yが検出された場合には、タイリクバラタナゴであると判別し、 前記増幅産物X及び前記増幅産物Yが検出された場合には、ニッポンバラタナゴ及びタイリクバラタナゴの交雑種であると判別する判別工程と、 を含む、バラタナゴ類の判別方法。
IPC (3件):
C12Q 1/685 ,  C12Q 1/686 ,  C12Q 1/688
FI (3件):
C12Q1/6858 Z ,  C12Q1/686 Z ,  C12Q1/6888 Z
Fターム (12件):
4B063QA01 ,  4B063QA13 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR08 ,  4B063QR32 ,  4B063QR62 ,  4B063QS10 ,  4B063QS14 ,  4B063QS25 ,  4B063QX01
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 環境管理, 2011, Vol.40, p.54-59
審査官引用 (1件)
  • 環境管理, 2011, Vol.40, p.54-59

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