特許
J-GLOBAL ID:202103012121504013

ガンマ線測定システム、ガンマ線測定方法、及びガンマ線測定プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-185442
公開番号(公開出願番号):特開2021-060320
出願日: 2019年10月08日
公開日(公表日): 2021年04月15日
要約:
【課題】入射ガンマ線エネルギーが未知で、かつ反応回数が3回のみの場合にもガンマ線の反応順序を推定する。【解決手段】ガンマ線測定システムは、入射ガンマ線と物質との複数回の反応を撮像する多重コンプトンカメラと、前記多重コンプトンカメラの出力に基づいて、検出器の内部におけるガンマ線の反応順序を決定する情報処理装置と、を有し、前記情報処理装置は、前記検出器の内部で発生した3つ以上の反応点について、可能なすべての反応順序の組を仮定し、前記反応順序の各組で、i番目(i=2,3,...、N-1;Nは反応点の数)と仮定された反応点で観測される散乱と、エネルギー及び運動量保存則で決まる散乱とが整合する第1の確率と、前記i番目と仮定された反応点でクライン・仁科の式で決まる散乱方向に前記反応が起こる第2の確率とを求め、前記第1の確率と前記第2の確率に基づいて前記ガンマ線の反応順序を決定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入射ガンマ線と物質との複数回の反応を撮像する多重コンプトンカメラと、 前記多重コンプトンカメラの出力に基づいて、検出器の内部におけるガンマ線の反応順序を決定する情報処理装置と、 を有するガンマ線測定システムにおいて、 前記情報処理装置は、前記検出器の内部で発生した3つ以上の反応点について、可能なすべての反応順序の組を仮定し、前記反応順序の各組で、i番目(i=2,3,...、N-1;Nは反応点の数)と仮定された反応点で観測される散乱と、エネルギー及び運動量保存則で決まる散乱とが整合する第1の確率と、前記i番目と仮定された反応点でクライン・仁科の式で決まる散乱方向に前記反応が起こる第2の確率とを求め、前記第1の確率と前記第2の確率に基づいて前記ガンマ線の反応順序を決定する、 ことを特徴とするガンマ線測定システム。
IPC (4件):
G01T 1/16 ,  G01T 1/161 ,  G01T 1/20 ,  G01T 1/00
FI (4件):
G01T1/16 A ,  G01T1/161 D ,  G01T1/20 B ,  G01T1/00 A
Fターム (16件):
2G188AA01 ,  2G188BB04 ,  2G188BB18 ,  2G188CC13 ,  2G188CC18 ,  2G188CC21 ,  2G188DD05 ,  2G188EE25 ,  2G188EE29 ,  2G188EE39 ,  2G188FF16 ,  2G188JJ03 ,  4C188FF04 ,  4C188GG17 ,  4C188GG18 ,  4C188JJ06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-158490

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