特許
J-GLOBAL ID:202103012234911588

DNA-金属ハイブリッドナノワイヤーおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  藤田 節 ,  野村 和歌子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-062547
公開番号(公開出願番号):特開2017-169545
特許番号:特許第6860132号
出願日: 2016年03月25日
公開日(公表日): 2017年09月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 二本の一本鎖DNAが金属イオンを介在した結合により逆平行に結合した二本鎖構造を有するDNA-金属ハイブリッドナノワイヤーであって、 内部に連続する金属イオン配列を有し、 DNAの塩基と金属イオンの配列は 金属介在塩基対と、金属介在塩基対を形成しない塩基長mの末端塩基とを有する基本単位Nの繰り返しにより構成されており、 前記基本単位Nは、 (i)塩基長がn(ただしn≧2である)である配位塩基配列2つと、(n-m)個の金属イオンとを含み、但し、2つの配位塩基配列は非相補的であり、金属イオンが存在しない条件で相補的に二本鎖を形成することができない配列であり、かつ (ii)前記金属介在塩基対が、 (a)一方の配位塩基配列における5'末端から(m+x)番目の塩基と、他方の配位塩基配列の3'末端からx番目の塩基、あるいは (b)一方の配位塩基配列における3'末端から(m+x)番目の塩基と、他方の配位塩基配列の5'末端からx番目の塩基 (ただし、 mは1≦m≦(n/2)の条件を満たす任意の整数であり、 xは1≦x≦(n-m)の条件を満たす任意の整数である) により形成されるよう、前記2つの配位塩基配列が金属イオンを介在した結合により逆平行に結合しており、 前記金属介在塩基対は、金属イオンに2つの塩基が配位した構造を有し、 前記基本単位Nにおいて、二本の一本鎖DNAはそれぞれ塩基長mの末端塩基を有し、 前記基本単位Nは、2つの基本単位Nの前記末端塩基同士が、金属イオンを介在させて結合し金属介在塩基対を形成することにより互いに連結しており、 前記金属介在塩基対を構成する一方の塩基は、他方の塩基に対して前記配位塩基配列中5'末端側で隣接する塩基と水素結合を形成している(ただし、前記配位塩基配列の塩基は3塩基あたり1塩基またはそれ以下の割合で前記水素結合を形成していなくてもよい)、 前記DNA-金属ハイブリッドナノワイヤー。
IPC (2件):
C12N 15/09 ( 200 6.01) ,  C12Q 1/6813 ( 201 8.01)
FI (2件):
C12N 15/09 ZNA Z ,  C12Q 1/681 Z
引用文献:
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