特許
J-GLOBAL ID:202103012866989515
熱傷用修復材
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
特許業務法人綿貫国際特許・商標事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-137641
公開番号(公開出願番号):特開2021-020868
出願日: 2019年07月26日
公開日(公表日): 2021年02月18日
要約:
【課題】重症熱傷患者(真皮あるいは皮下組織の欠損患者)の、植皮部位の組織再生(良好な肉芽形成)のための被覆材及び足場材の提供。【解決手段】処理槽内に載置した生羊膜を処理槽内に設けた赤外線ヒーターによって連続して加温して、処理槽内を減圧状態とする減圧操作と、減圧状態の処理槽内を僅かに大気圧側に上昇させる復圧操作時に、この生羊膜に処理槽内に設けたマイクロ波発生装置からもマイクロ波を照射して羊膜中に存在する水分子にエネルギーを加えつつ乾燥を行う操作を複数回繰り返すことによって、細胞・組織構造を保持しつつ乾燥させた羊膜を、重症熱傷患者の壊死層等の除去後、創部に被覆材、足場材として使用することで、浸潤細胞から分泌されるサイトカインや生理活性物質を保持し、血管新生および線維芽細胞の増殖を含む良好な肉芽の形成を促進することで、患者の生存率・治療効果(ケロイドの心配がないこと)を高めることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
熱傷の治療において熱傷用被覆材および/または熱傷用再生足場材として用いられる修
復材であって、人を含む動物の胎児を包む生羊膜を乾燥処理して得た乾燥羊膜であって、
前記乾燥羊膜が無菌状態の乾燥大気中で保存できるように脱水乾燥されており、かつ水又
は緩衝液に浸漬して再水和した羊膜には、前記生羊膜を構成する上皮細胞、基底膜、及び
結合組織が保持されている乾燥羊膜であることを特徴とする熱傷用修復材。
IPC (7件):
A61K 35/50
, A61L 15/40
, A61L 27/60
, A61L 27/36
, A61K 35/36
, A61K 35/35
, A61P 17/02
FI (8件):
A61K35/50
, A61L15/40 100
, A61L27/60
, A61L27/36 300
, A61L27/36 420
, A61K35/36
, A61K35/35
, A61P17/02
Fターム (15件):
4C081AA12
, 4C081AB19
, 4C081BA12
, 4C081BA13
, 4C081BB08
, 4C081BC02
, 4C081CD34
, 4C081DA02
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087BB48
, 4C087BB58
, 4C087MA63
, 4C087NA03
, 4C087ZA89
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (4件)
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Human amniotic membrane: a versatile wound dressing
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Effectiveness of human amnion preserved long-term in glycerol as a temporary biological dressing
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Hyperdry human amniotic membrane is useful material for tissue engineering: Physical, morphological
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J Tessueviability., 2011, Vol.20, p.49-54
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