特許
J-GLOBAL ID:202103013997135500

粘土鉱物含有のポリヒドロキシウレタン樹脂水分散体組成物、該水分散体組成物を用いてなるガスバリア性コーティング剤及びガスバリア性樹脂フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 近藤 利英子 ,  菅野 重慶 ,  岡田 薫 ,  竹山 圭太
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-215678
公開番号(公開出願番号):特開2018-070841
特許番号:特許第6813338号
出願日: 2016年11月02日
公開日(公表日): 2018年05月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 (A)成分としてカルボキシル基と水酸基とを有するアニオン性ポリヒドロキシウレタン樹脂と、(B)成分として層状粘土鉱物とを含有してなる複合材料である水分散体組成物であって、 前記(A)成分と前記(B)成分との合計含有量が10〜50質量%であり、 前記(A)成分100質量部に対して、前記(B)成分を1〜100質量部の範囲で含み、且つ、 前記(A)成分のカルボキシル基と水酸基とを有するアニオン性ポリヒドロキシウレタン樹脂の化学構造は、下記一般式(1)で示される繰り返し単位を基本構造とし、且つ、下記一般式(6)で示されるカルボキシル基を有する化学構造部位を有することを特徴とする粘土鉱物含有のポリヒドロキシウレタン樹脂水分散体組成物。 [一般式(1)中、-X-は、直接結合か、炭素数1〜30の脂肪族炭化水素基、炭素数4〜40の脂環式炭化水素基又は炭素数6〜40の芳香族炭化水素基であり、これらの基の構造中には、エーテル結合、アミノ結合、スルホニル結合及びエステル結合のいずれか、或いは、置換基として、水酸基、ハロゲン原子及び繰り返し単位1〜30の炭素数2〜6からなるポリアルキレングリコール鎖のいずれかを含んでもよい。Y-は、炭素数1〜15の脂肪族炭化水素基、炭素数4〜15の脂環式炭化水素基又は炭素数6〜15の芳香族炭化水素基であり、これらの基の構造中には、エーテル結合又はスルホニル結合、或いは、置換基として水酸基及びハロゲン原子のいずれかを含んでもよい。-Z1-、-Z2-は、それぞれ独立に、下記式(2)、式(3)、一般式(4)及び一般式(5)からなる群から選ばれる少なくともいずれかの構造を示し、繰り返し単位内及び繰り返し単位間のいずれにおいても、これらの式(2)〜(5)から選ばれる2種以上の構造が混在してもよい。また、これらの式(2)〜(5)のいずれの式を選択した場合も、右側の結合手は酸素原子と結合し、且つ、左側の結合手はXと結合し、Xが直接結合の場合は、他方のZの左側の結合手と結合する。] [一般式(4)又は(5)中、Rは、水素原子又はメチル基を示す。] [一般式(6)中、-W-は、炭素数1〜30の脂肪族炭化水素基、炭素数4〜40の脂環式炭化水素基又は炭素数6〜40の芳香族炭化水素基であり、これらの基の構造中には、エーテル結合、アミノ結合、スルホニル結合及びエステル結合のいずれか、或いは、置換基として、水酸基、ハロゲン原子及び繰り返し単位1〜30の炭素数2〜6からなるポリアルキレングリコール鎖のいずれかを含んでもよい。Y-は、一般式(1)の結合手のあるウレタン構造と結合する部分であって、前記一般式(1)中のY-として選択できるものを選択し得る。-V-は、炭素数1〜10の炭化水素基又は炭素数6〜10の芳香族炭化水素基であり、これらの基の構造中には、酸素原子又は窒素原子を含んでもよい。]
IPC (8件):
C08L 75/04 ( 200 6.01) ,  C08K 3/34 ( 200 6.01) ,  C08J 5/18 ( 200 6.01) ,  C09D 5/02 ( 200 6.01) ,  C09D 7/40 ( 201 8.01) ,  C09D 175/04 ( 200 6.01) ,  C08J 7/048 ( 202 0.01) ,  B32B 27/40 ( 200 6.01)
FI (8件):
C08L 75/04 ,  C08K 3/34 ,  C08J 5/18 CFF ,  C09D 5/02 ,  C09D 7/40 ,  C09D 175/04 ,  C08J 7/048 CFF ,  B32B 27/40

前のページに戻る