特許
J-GLOBAL ID:202103014092928995

サスペンション

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 麦島 隆
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-239921
公開番号(公開出願番号):特開2018-095018
特許番号:特許第6804057号
出願日: 2016年12月09日
公開日(公表日): 2018年06月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】 フレーム用リンク機構を介して、相対的に離接動作可能に支持される上部フレーム及び下部フレームを有すると共に、前記上部フレームを弾性的に付勢するばね機構を有するサスペンションであって、 前記ばね機構は、 前記上部フレームを前記下部フレームに離間する方向に付勢する線形特性を示す線形ばねと、 前記下部フレーム又は上部フレームに固定配置される固定磁石と、前記上部フレーム又は下部フレームに磁石用リンクを介して支持され、前記上部フレームの離接動作に伴って前記固定磁石との相対位置が変位する可動磁石を備え、前記固定磁石と前記可動磁石の相対位置に応じてばね定数が変化する非線形特性を示す磁気ばねと の組み合わせからなり、 前記磁気ばねは、前記上部フレームの中立位置及び上限位置間の上側動作範囲における前記可動磁石の変位量よりも、前記上部フレームの中立位置及び下限位置間の下側動作範囲における前記可動磁石の変位量が小さく、前記上部フレームが相対的に下方向に変位する際に、前記上側動作範囲において作用する前記磁気ばねのばね定数に比べ、前記下側動作範囲において作用する前記磁気ばねのばね定数が小さくなる軟化ばね特性を有し、かつ、 前記磁気ばねは、前記可動磁石の前記固定磁石に対する相対変位により、 前記上側動作範囲を、前記中立位置と前記上限位置との間の中途位置を境として、前記中立位置側を第1上側動作範囲、前記上限位置側を第2上側動作範囲とし、前記線形ばねの復元力の作用方向と同方向への復元力が増加する特性を正のばね特性及び減少する特性を負のばね特性とした場合に、前記第1上側動作範囲では負のばね特性を示し、前記第2上側動作範囲では正のばね特性を示し、 前記下側動作範囲では、前記線形ばねのばね定数よりも小さいばね定数を示し、 前記線形ばねの正のばね特性と前記磁気ばねの前記各ばね特性が組み合わされた前記ばね機構の全体のばね特性として、 前記第1上側動作範囲では前記線形ばねの正のばね特性が重畳されることによりばね定数がほぼ一定である定荷重領域となり、前記第2上側動作範囲では2つの正のばね特性が重畳されてより高いばね定数である高ばね定数領域となり、前記下側動作範囲では、前記下側動作範囲全体に亘り、前記高ばね定数領域よりも低いばね定数の正のばね特性となる低ばね定数領域となる特性を有していることを特徴とするサスペンション。
IPC (4件):
B60N 2/50 ( 200 6.01) ,  B60N 2/54 ( 200 6.01) ,  F16F 15/03 ( 200 6.01) ,  F16F 15/02 ( 200 6.01)
FI (4件):
B60N 2/50 ,  B60N 2/54 ,  F16F 15/03 C ,  F16F 15/02 L
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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