特許
J-GLOBAL ID:202103014688128163

距離測定を検証するためのシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 笛田 秀仙 ,  五十嵐 貴裕 ,  浅村 敬一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-519843
特許番号:特許第6982569号
出願日: 2016年11月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】 第1の装置と第2の装置との間の所定のプロトコルに従った無線通信を介した無線通信による距離測定により決定された距離を検証するための検証装置であって、 前記所定のプロトコルは、ラウンドトリップタイム測定に基づいて、前記第1の装置と前記第2の装置との間の距離を決定するための測距プロトコルを有し、 前記測距プロトコルにおいて、 前記第1の装置は、第1の時間において測定メッセージを送信し、 前記第2の装置は、第2の時間において前記測定メッセージを受信し、 前記第2の装置は、第3の時間において測定肯定応答を送信し、 前記第1の装置は、第4の時間において前記測定肯定応答を受信し、 前記測距プロトコルは、 前記第1の時間と前記第4の時間との間の時間間隔を表す第1の時間データを決定又は受信し、 前記第2の装置によって報告される、前記第2の時間と前記第3の時間との間の時間間隔を表す第2の時間データを決定又は受信し、 前記第1の時間データ及び前記第2の時間データに基づいて、前記第1の装置と前記第2の装置との間の前記測定メッセージの伝播時間を決定することにより、前記第1の装置と前記第2の装置との間の距離を決定し、 当該検証装置は、前記第2の装置以外の装置であり、メッセージを送信及び受信するための送受信器と、送信されるメッセージを生成するとともに受信したメッセージを処理するように構成されたメッセージプロセッサとを有し、前記メッセージプロセッサが、 前記測距プロトコルにより決定された距離に基づいて前記第1の装置と前記第2の装置との間の前記測定メッセージの計算された伝播時間を前記第1の時間データから減算することによって、第3の時間データを決定し、 前記第2の装置において存在するハードウェア及び/又はソフトウェアを示す識別データを決定し、 前記識別データに基づくデータベースから、測定メッセージの受信と測定肯定応答の送信との間の間隔を示す、前記第2の装置のための基準間隔値を取得し、 前記第3の時間データと前記基準間隔値とを比較することによって、前記決定された距離が信頼できるかどうかを検証する、 ように更に構成され、 前記メッセージプロセッサが、前記測距プロトコルによる複数の距離測定から各測定データを取得し、前記各測定データ間の差異を検出することによって前記検証を行なうように構成され、 前記メッセージプロセッサが、 前記第1の装置と前記第2の装置との間の複数の距離測定を実行するとともに、第1の各測定データの各第2の時間データと後続の各測定データの各第2の時間データとの間の差異を決定する、又は、 前記第1の装置と前記第2の装置との間の一連の距離測定として前記複数の距離測定を実施し、前記一連の距離測定間の系列間隔を決定するとともに、前記系列間隔とデータベースからの基準系列間隔とを比較する、又は、 他の装置と前記第2の装置との間の距離測定から少なくとも1つの他の測定データを取得するとともに、前記他の測定データから前記基準間隔値を取得する、 ように構成される、検証装置。
IPC (3件):
G01S 7/36 ( 200 6.01) ,  G01S 13/76 ( 200 6.01) ,  H04W 84/12 ( 200 9.01)
FI (3件):
G01S 7/36 ,  G01S 13/76 ,  H04W 84/12
引用特許:
審査官引用 (1件)

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