特許

J-GLOBAL ID：202103014967034187

疲労推定装置

発明者： 松村 寿枝 ,  小坂 洋明 ,  上野 秀剛
出願人/特許権者： 独立行政法人国立高等専門学校機構
代理人 (2件)： 古谷 栄男 ,  松下 正
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2020-078149
公開番号（公開出願番号）：特開2021-171352
出願日： 2020年04月27日
公開日（公表日）： 2021年11月01日
要約：

【課題】 簡易な処理でありながら精度の高い疲労推定を行うことのできる装置を提供する。 【解決手段】 第1発声音取得手段2は、作業の第1の時点における作業者の発話語についての第1発声音を取得する。第2発声音取得手段4は、前記第1の時点より後の第2の時点における作業者の前記発話語についての第2発声音を取得する。基本周波数算出手段6は、第1発声音の基本周波数を算出し、第2発声音の基本周波数を算出する。疲労度算出手段8は、第1発声音の基本周波数と、第2発声音の基本周波数との差に基づいて疲労度を算出する。したがって、疲労による発話の基本周波数の変化に基づいて、疲労度を推定することができる。また、第1の時点と第2の時点において同じ発話語を発声するようにしているので、処理が容易でありながら、疲労に基づく基本周波数の変化を的確に捉えることができる。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

作業の第1の時点における作業者の発話語についての第1発声音を取得する第1発声音取得手段と、 作業の第1の時点より後の第2の時点における作業者の前記発話語と同一の発話語についての第2発声音を取得する第2発声音取得手段と、 前記第1発声音および前記第2発声音の基本周波数、平均パワーまたは継続時間長を算出する基本周波数算出手段と、 前記第1発声音と前記第2発声音の基本周波数、平均パワーまたは継続時間長の差に基づいて、疲労度を算出する疲労算出手段と、 を備えた疲労推定装置。

IPC (3件)：

A61B 5/16 ,  A61B 5/18 ,  G10L 25/66

FI (3件)：

A61B5/16 200 ,  A61B5/18 ,  G10L25/66

Fターム (3件)：

4C038PP01 ,  4C038PQ04 ,  4C038PS05

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 眠気算出装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2018-242881   出願人：パイオニア株式会社
• 疲労検出装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-271702   出願人：株式会社デンソー
• 疲労確認装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2012-106088   出願人：株式会社ニコン

引用文献：

審査官引用 (4件)

• 音声分析を用いた自転車シミュレータ運転時の疲労測定法の基礎的検討
• 音声疲労推定システムを目指した疲労測定指標の研究
• 2015年度 研究成果報告書 音声疲労推定システムを目指した疲労測定指標の研究, 20221025
• シミュレータ乗車時の疲労推定指標の比較