特許
J-GLOBAL ID:202103015210175022

巨核球を含む培養物の製造方法及びこれを用いた血小板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 稲葉 良幸 ,  大貫 敏史 ,  江口 昭彦 ,  内藤 和彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-505387
特許番号:特許第6959135号
出願日: 2016年03月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 血小板産生能が増大した巨核球又は巨核球前駆細胞を含む培養物の製造方法であって、巨核球特異的に発現する遺伝子を発現しない細胞が致死する条件下で、巨核球又は巨核球への分化能を有する細胞であって、多能性幹細胞に由来する細胞を含む細胞群を培養する工程を含み、 (i)前記細胞群が、ピューロマイシン耐性遺伝子で形質転換されており、該ピューロマイシン耐性遺伝子が、前記巨核球特異的に発現する遺伝子であって、CD41a、CD42a、CD42b、CD9、CD61、CD62P、GATA1、NF-E2、β-チューブリン及びPlatelet Factor 4から成る群から選択される細胞表面マーカーをコードする遺伝子のプロモーターの制御下に配置されており、前記培養工程でピューロマイシンが添加されるか、あるいは (ii)前記細胞群が、不所望の細胞を死滅させる致死遺伝子で形質転換されており、前記不所望の細胞が、巨核球特異的に発現する遺伝子であって、CD41a、CD42a、CD42b、CD9、CD61、CD62P、GATA1、NF-E2、β-チューブリン及びPlatelet Factor 4から成る群から選択される細胞表面マーカーをコードする遺伝子を発現しない細胞であり、 前記致死遺伝子が、前記巨核球特異的に発現する遺伝子を発現しない細胞で特異的に発現する遺伝子のプロモーターの制御下に配置されており、 前記培養工程の後の巨核球又は巨核球前駆細胞の細胞あたりの血小板産生能が、前記培養工程を欠く方法により製造される巨核球又は巨核球前駆細胞の細胞あたりの血小板産生能と比較して高い、方法。
IPC (3件):
C12N 5/10 ( 200 6.01) ,  C12N 15/09 ( 200 6.01) ,  C12N 5/078 ( 201 0.01)
FI (3件):
C12N 5/10 ZNA ,  C12N 15/09 Z ,  C12N 5/078
引用文献:
審査官引用 (6件)
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